12月9日は、1年365日のうちの343日目。
冬によく食べるようになるものの1つにみかんがあります。
私は冬になると必ず1日に1個みかんを食べていたのですが、ここ数年は忙しいせいか(ただのズボラかも)みかんを買うことも忘れて、みかん消費量が激減してます。
あったかいこたつでみかん、というと「ザ・日本」というイメージで、何となく落ち着く感じがします。
こたつでみかんを食べながらクラシック鑑賞、日本風の冬のクラシックの楽しみ方と言えそうですね。(と言いつつ、うちにはこたつがありませんが・・・)
今回は12月9日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
12月9日、今日は何の日?
では12月9日が何の日なのか見ていきましょう。
ワルトトイフェルの誕生日
エミール・ワルトトイフェル(Émile Waldteufel, 1837年12月9日~1915年2月12日)は、フランス生まれの作曲家です。
特にワルツを多く書いた作曲家として知られており、「フランスのヨハン・シュトラウス」と呼ばれることもあります。
ワルトトイフェルはパリ音楽院でピアノを学び、同級生にはマスネやビゼーといった有名な作曲家がいました。
また、ナポレオン3世の皇后ウジェニーの宮廷ピアニストを務めたり、皇太子時代のエドワード7世の御前演奏を行うなど、上流社会との繋がりもありました。
代表曲に、ワルツ「スケートをする人々(スケーターズ・ワルツ)」や、ワルツ「女学生」などがあります。
こちらは、「スケートをする人々(スケーターズ・ワルツ)」です。↓
こちらはワルツ「女学生」。↓

ワルトトイフェルの華やかで美しいワルツは、当時の社交界で人気でした。 現在でも多くの人々に親しまれています。
トゥリーナの誕生日
ホアキン・トゥリーナ(Joaquín Turina Pérez, 1882年12月9日~1949年1月14日)は、スペインの作曲家、音楽教師です。
トゥリーナはマドリードで音楽を学んだ後、フランスにある音楽学校へ留学して研鑽を積みました。
管弦楽、室内楽、ピアノ曲、声楽曲など幅広いジャンルの作品を残しています。
彼の音楽はスペインの民族音楽を取り入れているのが特徴で、フラメンコやカーニバルなどの音楽要素がふんだんに使われています。
こちらは、トゥリーナ作曲のギター曲「ファンダンギーリョ 作品36」。↓
こちらは、「幻想的舞曲集 作品22」です。↓

どことなく「情熱・哀愁」というワードが似合う曲調ですね。
まとめ
今回は12月9日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、12月9日は「マウスの誕生日」。
これは、1968年12月9日に、コンピュータの父と呼ばれるダグラス・エンゲルバートが、マウスを使ったデモンストレーションを行ったことに由来しているそうです。
マウスってよく考えればすごいもの。
これを最初に考えた人って本当にエライと思います。
私たちが普段使っているマウスを、作ってくれた人に感謝しながら使っていきたいですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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