11月27日は、1年365日のうちの331日目。
風邪を引いた時などに食べたくなるのがおかゆですが、風邪じゃなくても胃にやさしいので朝ごはんなどに食べるのもいいですよね。
寒くなってきた時期にホカホカのおかゆを食べると、身も心も温まります。
今日の朝はおかゆを食べながら、耳にやさしいクラシックを聴いてみましょう。
今回は11月27日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
11月27日、今日は何の日?
では11月27日が何の日なのか見ていきましょう。
ブラームス作曲:ピアノ三重奏曲第1番の初演日
1855年の11月27日、ブラームス作曲のピアノ三重奏曲第1番ロ長調作品8が初演されました。
この作品はブラームスがまだ20代前半の頃に作曲された、彼の室内楽の中でも初期の作品。
ウィリアム・メイソンのピアノ、セオドア・トーマスのバイオリン、カール・バーグマンのチェロによって、ニューヨークで初演が行われました。
しかし、後年この曲は大幅に改訂され、現在私たちが耳にするのはこちらの改訂版が多いです。
では、ブラームス作曲のピアノ三重奏曲第1番(改訂版)の演奏です。↓
改訂版の初演は、1890年1月10日にブラームスのピアノ、イェネー・フバイのバイオリン、ダーヴィト・ポッパーのチェロによって、ブダペストで行われています。
ガエターノ・プニャーニの誕生日
ガエターノ・プニャーニ(1731年11月27日~1798年7月15日)は、イタリアのバイオリニストであり、作曲家です。
プニャー二は、10歳でトリノのオペラハウスで演奏するなど若くしてその才能を発揮し、パリやロンドンなどヨーロッパ各地で演奏旅行を行いました。
のちに、トリノの宮廷楽団でコンサートマスターや指揮者を務め、宮廷音楽の発展に貢献しました。
また、作曲家としてバイオリン協奏曲、ソナタ、オペラなど、幅広いジャンルの作品を残しています。
こちらは、プニャー二作曲のバイオリンソナタト短調作品3のNo. 4です。↓
プニャー二は、「近代バイオリン奏法の祖」と呼ばれるジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティの師でもあります。
まとめ
今回は11月27日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、11月27日は「ノーベル賞制定記念日」の日。
「ノーベル賞」を設立したのは、ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベル。
ノーベルの遺言書にノーベル賞の設立について記されており、その遺言書の日付が11月27日だったことがこの記念日の由来になっているそうです。
毎年スウェーデンで行われるノーベル賞授賞式。
テレビなどで何回か見たことがありますが、いつも超スゲーと感心しながら見ます。
各分野で世の中に貢献した方々の集まり、尊いですよね。
ちなみに、クラシック音楽界のノーベル賞といわれるものに「エルンスト・フォン・シーメンス音楽賞」というものがあります。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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