12月3日は、1年365日のうちの337日目。
そろそろ、あったかいお汁粉やぜんざいを食べたくなる時期でしょうか。
ちなみに、お汁粉は小豆を煮て作ったあんこを水で薄めた水気の多い汁状のもの、ぜんざいは小豆を煮詰めて作った水気の少ないあんこ、だそうです。
私は基本あんこが好きなので、お汁粉もぜんざいもどちらも好きですね。
今日はあったかいお汁粉やぜんざいを食べながら、ほっと一息出来そうなクラシックを聴く日にしましょうか。
今回は12月3日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
12月3日、今日は何の日?
では12月3日が何の日なのか、起こった出来事を見ていきます。
アントニオ・ソレールの誕生日
アントニオ・ソレール(Antoni Soler i Ramos 1729年12月3日~1783年12月20日)は、スペインの作曲家、聖職者です。
彼はスペインのカタルーニャ地方に生まれてモンセラート修道院で音楽を学び、その後エル・エスコリアルの修道院で楽長を務め、鍵盤ソナタやオルガン協奏曲、宗教音楽など約500曲を書きました。
こちらはソレールの代表曲「チェンバロのためのファンダンゴ」です(※現在では、ソレールの曲ではないという説もあるようですが)。↓

ソレールは1日のほとんどを、祈り、瞑想、農耕に捧げて過ごしたそうです。
アントン・ヴェーベルンの誕生日
アントン・ヴェーベルン(Anton Friedrich Wilhelm von Webern,1883年12月3日~1945年9月15日)は、オーストリアの作曲家、指揮者、音楽学者です。
ヴェーベルンはシェーンベルクの弟子の1人で、新ウィーン楽派の中心人物として知られています。
彼は、ウィーン大学で音楽学、シェーンベルグに作曲を師事するなどして音楽を学びます。
ヴェーベルンの音楽は、シェーンベルクから学んだ12音技法などが使われていて、難解なものと思われがちですが、聴き込むほどに深い味わいを発見できる魅力があります。
こちらは、ヴェーベルンの代表作の1つである「管弦楽のためのパッサカリア作品1」です。↓

彼は多作ではなく残した曲は少ないですが、現代音楽を学ぶ上で重要な作曲家です。
まとめ
今回は12月3日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、12月3日は「カレンダーの日」。
これは、1873年の12月3日、それまで日本で使われていた太陰太陽暦から太陽暦(グレゴリオ暦)へ改暦されたことを記念して出来た記念日です。
詳しい説明は省きますが、太陰太陽暦と太陽暦って日付が数日ズレていて、世界で広く使われているのは太陽暦(グレゴリオ暦)だそうです。
毎日が経過していくカレンダーに思いをはせると、静かで落ち着いたクラシックを聴きたくなってきますね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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