5月2日は、1年365日のうちの122日目。
122日だと、365日中の大体三分の一が終わったくらいになります。
今年に入ってもうそんなに過ぎたのかなーと改めて考えさせられますね。
今回は、5月2日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介します。
アレッサンドロ・スカルラッティの誕生日
5月2日は、イタリアの作曲家アレッサンドロ・スカルラッティの誕生日。(1660年5月2日~1725年10月24日)
彼は特にオペラとカンタータでよく知られているバロック時代の作曲家で、オペラにおけるナポリ楽派の始まりとされる人物です。
同じバロック時代の作曲家である、ドメニコ・スカルラッティやピエトロ・フィリッポ・スカルラッティの父親でもあります。
こちらの演奏は、アレッサンドロ・スカルラッティ作曲の歌曲「Sento nel core(私は心に感じる)」です。↓
「Sento nel core(私は心に感じる)」は、全音が出版している「イタリア歌曲集」の中に収められた1曲です。日本の音高・音大で声楽を学ぶ際によく使われます。
ビセンテ・マルティン・イ・ソレルの誕生日
5月2日はスペインの作曲家ビセンテ・マルティン・イ・ソレルの誕生日。(1754年5月2日~1806年1月30日)
イタリアで音楽を学んだ後オペラを作曲し、その後ウィーン、ロシアなどで活動しました。
当時は歌劇やバレエ音楽の作曲家として知られており、モーツァルトと肩を並べる存在だと言われていました。
現在では彼の名前はあまり知られていませんが、近年では再評価が進んでいます。
こちらの演奏はソレル作曲のオペラ「椿事(Una Cosa Rara)」の序曲です。↓
「椿事」は、当時とても人気のオペラだったそうです。
まとめ
今回は、5月2日の今日は何の日?をご紹介しました。
ビセンテ・マルティン・イ・ソレルなど、現代では耳にすることが少なくなった人物もいますが、この他にもまだまだ認知度の低い音楽家は多く存在します。
彼らの作品があるきっかけを通じて再び現代で知られるようになれば、私たちの音楽の世界も広がるという楽しみになりますよね。
1年365日の中で、毎日何かしらの出来事が起こっています。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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