7月3日は、1年365日のうちの184日目。
もうしばらくしたら本格的な夏がやってきますね。
今年の夏の計画などは立てましたか?
国内あるいは思い切って海外に旅行に行ってみるとか、夏に何か新しい事にチャレンジしてみるとか。
でも、特に何もせず、冷房の効いた部屋で好きな物を食べたり飲んだりしながら気ままに過ごすのも良さそうです。
今回は7月3日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
7月3日、今日は何の日?
では、7月3日の出来事を見ていきましょう。
レオシュ・ヤナーチェクの誕生日
7月3日は、モラヴィア地方(現在のチェコ東部)出身の作曲家であるレオシュ・ヤナーチェクの誕生日です(1854年7月3日~1928年8月12日)。
彼は幼少期からオルガンやピアノに触れプラハ音楽院で学び、教師や指揮者としてのキャリアを積みながら作曲活動を続けました。
彼の音楽の特徴は、モラヴィア地方の民謡や言葉のリズムを取り入れた独自の曲作り。
オペラ、管弦楽曲、室内楽曲、ピアノ曲、合唱曲など多くの曲を残しました。
こちらは、ヤナーチェク作曲の管弦楽曲「シンフォニエッタ」です。↓
こちらの演奏は、ヤナーチェクのピアノソナタ「1905年10月1日の街角で」より 第1楽章です。↓
ヤナーチェクは、発話旋律といわれる自然な言葉の流れを取り入れた旋律や、多調性や無調性を取り入れた斬新な音楽技法を用いました。
アンナ・マリア・モーツァルトの命日
7月3日は、モーツァルトの母親であるアンナ・マリア・ヴァルブルガ・モーツァルトが亡くなった日です( 1720年12月25日~1778年7月3日)。
彼女の旧姓はぺルトルといい、1747年にモーツァルトの父親であるレオポルト・モーツァルトと結婚し7人の子供をもうけますが、そのうち5人が幼い頃に亡くなりました。
無事に育った子供2人がナンネルとヴォルフガング(モーツァルト)で、父親とこの子供2人が有名な「モーツァルト家の大旅行」に行くわけですが、母親のアンナ・マリア・モーツァルトが同行することもあったようです。
彼女は子供たちの音楽教育に熱心で、彼女自身もハープとピアノを演奏したと言われています。
では、モーツァルトのお母さんのご紹介という事に兼ねて、モーツァルト作曲の「フランスの歌曲『ああ、お母さん、あなたに申しましょう』による12の変奏曲」の演奏をどうぞ。
この曲は、日本では「きらきら星変奏曲」として知られています。↓
彼女は、モーツァルト家の大旅行に同行している最中パリで病に倒れ、1778年に57歳で亡くなりました。
まとめ
今回は、7月3日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、7月3日は「ソフトクリームの日」。
1951年の7月3日、米軍主催のアメリカ独立記念日を祝うカーニバルが東京・明治神宮外苑で行われた際に、初めて一般の日本人がソフトクリームを食べたことにちなんで制定されました。
暑くなるこの季節にぴったりのソフトクリーム。
ソフトクリーム片手にクラシック鑑賞というのも乙なものかもしれません。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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