6月30日は、1年365日のうちの181日目。
梅雨の湿気に悩まされる時期ですね。
私のクラリネットも湿気でかなり湿っている状態ですが、その状態で楽器を吹くといつもより音の響きがいいことに気づきました。
知り合いのリペアマンの方に聞いてみたら、湿気で木製の楽器が水を多く含むと、木の部分が重くなり響きが良くなると言っていました。
クラリネットに限らず、木製の楽器は湿度がかなり影響を及ぼすものなんですよね。
今回は6月30日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月30日、今日は何の日?
では6月30日の出来事を見ていきましょう。
ヤン・ダーメンの誕生日
引用元:https://00m.in/ytvfL
6月30日はオランダのバイオリニスト、ヤン・ダーメンの誕生日です(1898年6月30日~1957年12月20日)。
彼はオランダのハーグ王立音楽院で学んだ後、ベルリンに移住してさらに研鑽を積みます。
その後、ベルリンフィルやアムステルダム・コンセルトヘボウ、その他主要オーケストラでコンサートマスターを務めました。
こちらの演奏は、ダーメンが演奏するシベリウスのバイオリン協奏曲です。↓
ダーメンはとても情熱的な音楽家だったそうで、演奏中に熱くなって自分のバイオリンを壊してしまったという逸話があります 。
アダム・クリーガーの命日
引用元:https://00m.in/jScIy
6月30日は、ドイツ初期バロック音楽の作曲家・教会音楽家である、アダム・クリーガーが亡くなった日です(1634年1月7日~1666年6月30日)。
彼は、ポーランド領プロイセン王国(現在のポーランドのドリゼンコ)に生まれました。
ドイツの作曲家であるザムエル・シャイトに師事し、1655年にはライプツィヒのニコライ教会のオルガニストに就任、生涯その職を務めました。
そして、1666年の6月30日ドレスデンで亡くなりました。
クリーガー作曲の歌曲を3つご紹介します。↓
クリーガーの音楽は日本ではあまり知られていませんが、近年では評価が少しずつ高まっています。
まとめ
今回は、6月26日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、6月30日は マーガレット・ミッチェルの小説「風と共に去りぬ」が発行された日です。
「風と共に去りぬ」の映画といえば、マックス・スタイナー作曲「タラのテーマ」が有名ですね。
超大作の名作「風と共に去りぬ」にぴったりの、スケールが大きくて美しい曲です。
映画音楽にも名曲がいっぱいありますよね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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