4月8日は、1年365日のうちの98日目。
花粉症でなければ、お天気が良い日に日向ぼっこしたくなるような季節です。
今回は4月8日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
4月8日、今日は何の日?
では4月8日の出来事を見ていきましょう。
エイドリアン・セドリック・ボールトの誕生日
4月8日は、イギリスの指揮者であるサー・エイドリアン・セドリック・ボールトの誕生日。(1889年4月8日~1983年2月22日)
イギリス音楽を得意とし、エルガーやヴォーン・ウィリアムズ等の音楽を積極的に演奏した指揮者です。
初演以来忘れられていたエルガーの交響曲第2番を再演して、この作品が再評価されるきっかけを作りました。
BBC交響楽団の初代首席指揮者を務め、1937年にナイトに叙されています。
こちらの画像は、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第8番を指揮しているボールトです。
この演奏は1972年のものなので、ボールトが音楽家を引退する8年前の演奏ですね。
ズビグニェフ・ジェヴィエツキの誕生日
4月8日はポーランドの音楽教師・ピアニストのズビグニェフ・ジェヴィエツキの誕生日。(1890年4月8日~1971年4月11日)
「ショパン弾き」のピアニストとして知らていますが、20世紀の有名ピアニストを多く育てたピアノ教師でもあり、「ポーランドで最高のピアノ教師」と言われています。
彼の教え子の中には、ハリナ=チェルニー・ステファンスカ、フー・ツォン、中村紘子さんなどがいます。
こちらはジェヴィエツキの演奏です。
ショパンの曲は人によって個性が強く表れますが、私はこの演奏はとても好きですね。
まとめ
今回は、4月8日の今日は何の日?をご紹介しました。
この日に縁のある音楽家たちの音楽を聴いたり、自分で曲を演奏したりすれば、感慨深さが一層深まりそうです。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。