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「四月は君の嘘」漫画の感想。音楽の繊細さと青春の美しさの物語

薄いブルーのハートが描かれた背景にピアノとバイオリンのイラストが書かれた画像です。 音楽書籍
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音楽系の漫画っていろいろありますよね。

クラシック系のほかバンドとかジャズとか、音楽でも様々なジャンルの漫画があります。

実はちょっと前にケガをして少し時間が出来たので、「四月は君の嘘」の漫画を読んでみました。

「四月は君の嘘」略して「君嘘」。

アニメや映画、小説にもなっているしミュージカルも上演されたようで、けっこう人気だった漫画です。

実は正直に言うと、私はこのお話を知らなかったんですよね。

タイトルからするとあまり音楽らしさは感じられないんですが、実際のところはどうなのかなーと思いながら読んでみました。

今回は、「四月は君の噓」のあらすじ・感想・私なりに印象に残ったポイントをご紹介しますね。

※この記事にネタバレはありません。

漫画「四月は君の嘘」のあらすじや感想

四月は君の噓の電子書籍を私が手で持っている画像です。

ではまずあらすじを簡単にご紹介していきますね。

ちなみに私は電子書籍で読みました。

あらすじをざっとご紹介

しゃべっている猫の画像です。

主人公は中学生の男の子、有馬公生(ありまこうせい)。

彼は以前はピアノの天才少年と言われていましたが、母親を亡くして以来自分のピアノの音が聞こえなくなり、現在では以前のようにピアノを弾くことが出来なくなっています。

そんな彼の前に突然現れた同じ中学生の女の子、宮園かをり。

彼女は強烈な個性を持つ天真爛漫なバイオリン弾き。

公生はかをりと出会ったことにより、彼の中で止まっていたピアノ人生が再び動き始めます。

その他の主な登場人物として、公生の幼なじみである澤部椿(さわべつばき)と渡亮太(わたりりょうた)、その他友人、公生のライバル達などなど。

公生とかをりを取り巻く人物達との絡み合いで、様々な音楽ドラマや人間模様が描かれます。

誰よりも強そうで強烈な明るさを持つかをりですが、実は彼女は誰にも言えない秘密を抱えているのでした。

「四月は君の噓」はこんな感じでお話がすすんでいきます。

※「四月は君の嘘」を電子書籍で読みたい方はこちらから→Amazon Kindle

感想:笑いあり涙あり音楽のエンタメ

笑っている猫と泣いている猫の画像です。

「四月は君の噓」を読んだ感想ですが、とっても面白くてしかもかなり泣けました。

音楽のお話もたくさん出てきますが、切ない恋のお話とか良きライバルたちとのぶつかり合い、学生らしい甘酸っぱさもいっぱい。

所々じわじわ泣けるし、最後は胸がいっぱいでかなり泣けましたね。

ルミ
ルミ

読んでよかった。おすすめの漫画ですね。

全部で11巻あるんですが、あっという間に読めます。

印象に残ったポイント5つ

さっと簡単に感想を言ってみましたが、特に印象に残ったポイントをまとめてみました。

  • 音楽の描写が実際に演奏が聞こえてくるようで臨場感がいっぱい。演奏描写に感動して涙が出る。
  • コンサートを目前に控えている時の気持ちや、舞台で演奏し終わったあとの爽快感がビシビシ伝わってくる。実際に演奏経験のある人だったら痛いほど共感出来そう。
  • 演奏や音楽に対する情熱や熱いもの、キラキラしたものを改めて実感できる。
  • 感動する場面も多いけど、登場人物のキャラも立っていて、コメディで笑える所も多い。
  • 音楽に対していろいろ気付かせてくれるような、良い言葉や表現がたくさんある。

演奏の描写は本当によかったですね。

曲の盛り上がりとか静かな部分、速い所やゆったりな所、何も音は鳴っていないのに実際に自分もホールの客席で演奏を聴いているような感覚になりました。

コンサートを直前に控えた心理状態とか、舞台袖で控えている時や演奏が終わった後の気持ちやら、実際に音楽をやっている人だったら共感できる所がいっぱい。

それと、音楽に対するいい言葉もたくさん書かれています。

例えば、「伴奏者は、時にはソリストとバランスが崩れる半歩手前まで、せめぎ合い高め合う」とか「音がカラフルに色づく」などなど他にもいっぱい。

笑える所もたくさんあるし、笑いあり涙あり感動ありでしたね。

ルミ
ルミ

ちなみに「四月は君の噓」のタイトルの意味は、最後まで読むと分かりますよ。

まとめ

今回は「四月は君の噓」の漫画を読んだ感想を紹介してみました。

私はこれまで音楽系の漫画はあまり読んでこなかったのですが、予想以上に面白くて読んでよかったな―と思いました。

これもケガをして時間が出来たおかげ。

音楽としてはピアノとバイオリンのお話ですが、主人公がピアノ弾きですからバイオリンよりもピアノの方に比重を置いているストーリーですね。

ですが、音楽をやっている人ならどの楽器・専攻の人でも楽しく読めます。

音楽をやっていない人でも、「クラシックってこんなに熱くエキサイトするものなの?」と興味深く読めるはず。

私は読み終わった後なんだかスッキリして、忘れていた音楽の何かを思い出させてくれたような気がしました。

今後はもっと楽しく練習出来そうな気がします。

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