私が初めてクラシックのコンサートに行ったのは高校1年生の時です。
海外の有名なクラリネット奏者が私の地元でリサイタルを開くことになり、私の先生から聴きに行きなさいと言われて行ったんですよね。
その後、音大時代は月に1,2回ほどクラシックコンサートに行きました。
様々なリサイタルや室内楽、オーケストラ、吹奏楽、オペラ、バレエなどなど。
音楽ホールも、誰でも知っているような大ホールから、座席数50席ほどのこじんまりとした会場まで様々。
雰囲気も、厳かなコンサートからカジュアルで親しみやすいものまで、ほんと色々あります。
クラシックのコンサートって、行き慣れた人からするとコンビニに行くくらい気軽なものですが、行ったことがない人からするとすっごく敷居が高いのかもしれません。
私の夫が私が出演するコンサートを聴きに来ることになった時、「服装は何を着ればいいの?マナーとか分からないし」と言われたことをふと思い出しました。
という訳で、今回はクラシックのコンサートでのマナーや服装、その他気を付けるべきことなどをご紹介します。
クラシックのコンサートの服装やマナー

それでは、クラシックのコンサートでの服装やマナーその他についてご説明していきます。
まず服装から決めよう
ではまず、NGの服装とおすすめの服装のポイントをそれぞれ見ていきます。
NGな服装のポイント

クラシックのコンサートへ行くための服装マナーとして、基本的にNGなのは次の6つ。
- ショートパンツ、生足にゴム草履。
 - 肩ひもが細すぎたり、首元・腕周りの開きが大きすぎるタンクトップ。
 - ラフ過ぎるTシャツ。
 - 超ダメージジーンズ。
 - ジャラジャラ音が鳴るアクセサリー。
 - 香りの強い香水。
 
これはNGかなという感じの服装その他を、上の画像で示してみました。
とってもカジュアルなコンサートとか、お客様も出演者の友人がほとんど、というアットホームなコンサートなら多少ラフで良いと思いますが、上記の格好は避けておいた方が無難です。
でも、上の5つのポイントもそのまんまでなければ何とかなる場合も。
例えば、1番の「ショートパンツで生足にゴム草履」というのは、「ショートパンツ・生足・ゴム草履」の3つを合わせなければ何とかなります。
ショートパンツにカラーストッキング等を合わせておしゃれなサンダルやヒール靴を履くとか、きれいめのロングスカートと生足にサンダルやミュールとか(ゴム草履は避けたほうが○)。
いわゆる、「ザ・海の家」みたいな服装でなければいけます。

タンクトップやラフTシャツなら、上に落ち着いた感じの何かを羽織るとか、品がありそうなものならそのままでもOK。
どこか1ヶ所くらい多少ヤンチャな部分があっても、他の部分で上品さをプラスすればまあまあ大丈夫。
超ダメージジーンズについては多少のダメージなら良いので、上半身や靴、バッグなどを少しお品よくしてみて下さい。
音が鳴りそうなジャラジャラアクセサリーや香りの強い香水は、静か&穏やかな環境で音楽を楽しむクラシックコンサートの妨げになるのでNG。
それと、「パーティードレス」とか「結婚式の服装」はやめましょう。
海外で開催されるコンサートだとそういうものもありますが、日本のクラシックコンサートでは、特別なドレスコードがあるコンサートはほぼありません。
最初に挙げた6つのNGを避ければ大抵大丈夫。
逆にパーティードレスなどで行くと「あの人出演者?」と思われて、他のお客様から浮きます。
そういう服装でなければならないコンサートなら、コンサート案内の詳細にその注意書きがあるはずなので、事前にチェックしておきましょう。
おすすめの服装のポイント
では次に、こんな感じならOKというポイントを見ていきます。
- 初めて自分の彼氏・彼女の親に会う時の服装、または結婚の挨拶に行くときにふさわしそうな服装。
 - 過度な露出がない服装。
 - アクセサリーは音が鳴らないもの。
 - 香水は香り控えめで。
 
まあ、さっきのNGポイントの逆みたいな感じですね。
いわゆる、「いい子そう」「まじめそう」「悪い人じゃなさそう」みたいに見える服装なら間違いないです。
高いブランドものを身に着ける必要はありませんし、特におしゃれにする必要もありません。
バーゲンで買った洋服で十分ですし、靴もヒールがあるものや革靴じゃなくてもペタンコ靴やキレイめスニーカーなどでOK。

特に、音大生とか音楽好きの学生なんて、お金ないしキレイ目な安物の服にスニーカーで来てる人なんてけっこういるはず。
まじめな感じと、清潔感・肌が見える面積が狭め・うるさい音出ない・香りきつくない「きれいめカジュアル」を意識しましょう。
もちろん、きっちりしたビジネススーツみたいな服装などでもOKですよ。
では次に、コンサート会場でのマナーについて具体的に見ていきます。
大きな荷物はクロークへ

さあ、コンサート会場に到着しました。
もし大きな荷物を持っていたり、荷物の数が多い時はクロークへ預けましょう。
預けずに座席に着くと周りの迷惑になる場合もありますし、演奏に集中出来ないかもしれません。
ゆったりとリラックスしてコンサートを楽しむためにも、身軽にした状態で席に着きましょう。
会場によってクロークを設置していないこともあるので、その場合は周りの座席のジャマにならないよう荷物の置き方に注意して下さい。
開場時間と開演時間について

クラシックのコンサートは通常2時間くらいで、「開場時間」と「開演時間」があります。
- 開場時間→コンサート会場に入れる時間。
 - 開演時間→コンサートが始まる時間。
 
開場時間から開演までの時間は大体30分くらいであることが多いです。(例→18:30開場、19:00開演など)
それを踏まえて、開場時間から開演時間までの過ごし方を見ていきます。
開場時間になったら

自由席の場合は、開場後早めの時間に会場へ行き、良い席を確保しましょう。
指定席の場合でも、開場時間からホールへ行って自分の席を確認したり、トイレの場所を確認したりするといいですね。
ちなみに、休憩時間はトイレが混み合ったりする可能性もあるので、開場時間の間に済ませておくほうがベター。
また、会場にレストランやカフェなどが併設されている所もあるので、開場時間よりさらに早めに行って事前に食事やお茶するのもOK。
たぶんレストラン・カフェ内のお客さんは、これからあなたと同じコンサートを聴く人が多いはず。
通っぽい難しそうな話が聞こえてくるかもしれませんが、ビビらないようにしましょう。
開演時間10分くらい前には席に着く
諸々済んだら出来れば開演10分くらい前には席に着き、プログラムに目を通しておきましょう。
曲目や解説、演奏者のプロフィールを読み、いつ休憩に入るかなども書いてあるので把握しておきます。(短いコンサートの場合は休憩がないこともあります)
また、座席全体を見渡したり天井や壁のデザインを眺めたりしてホールを眺めて楽しむのも、これからコンサートが始まる気分を盛り上げてくれます。
開演前に必ず携帯をチェック
絶対に忘れてはいけないのが、携帯の着信音、アラーム等のチェック。
クラシックコンサートは静かな環境で音楽を楽しむので、演奏中に携帯音が鳴ると気分が台無し。
しかも、おもしろ着信音なんて鳴ってしまったら、厳かなクラシックコンサートの雰囲気が一気にお笑いの世界に持っていかれます。
なので、電源を切るか、アラームや通知音のチェックをして機内あるいはマナーモードにするなど(バイブ音も鳴らないように)、必ず音が鳴らないように設定しておきましょう。
録画・録音・飲食は禁止

ホール内では、基本的に録画・録音・飲食は禁止です。
関係者以外の人がコンサートの模様を録音・録画すると、そのホールから退場処分や今後の入場禁止を言い渡されたり、罰せられることもありますので気を付けましょう。
それと、ホール内や客席での飲食もほとんでのホールで禁止されていますので、何か飲み食いしたくなったら開演前や休憩時間にロビーで行うようにして下さい。
ここまでしっかり頭に入れたら、開演に向けての準備は100点満点。
コンサートが始まったら?

次に、コンサートが始まったあとの注意点を見ていきます。
演奏者登場
さあ、開演ベルが鳴り演奏者が舞台に出てきました。
精一杯拍手しましょう!
そして、演奏者(オーケストラや吹奏楽の場合は指揮者)がお客様に一礼したあと少し気持ちを集中する「間」があって、ジャ~ンと演奏が始まります。
クラシックのコンサートは、演奏の前にトークとか曲の説明などはなく、演奏者が舞台に登場したらすぐに演奏が始まります。
私のだんなさんが初めてクラシックコンサートに行った時、挨拶もなくいきなり演奏が始まったことに驚いたそうなので、慣れていない方は戸惑うのかもしれません。
という訳で、トークなしでいきなり演奏が始まる、という事を頭に入れておきましょう。

司会者がいるコンサートや、「おしゃべりコンサート」という感じの場合は、演奏が始まる前に挨拶やトークをすることもありますよ。
拍手のタイミング

演奏が終わったら拍手です。
すばらしい演奏のあとは、精一杯の拍手を送って演奏者を讃えましょう。
でも、思いっきり拍手したら周りの人は誰も拍手してなかった、というのはクラシックコンサート初心者あるあるです。
なんで演奏が終わったのに誰も拍手してないの?と思うかもしれませんが、クラシックのコンサートは、その曲の1番最後だけ拍手をするのがマナー。
クラシックは、第1、2、3楽章、あるいは第1、2、3部、または第1、2、3曲など、1つの曲が複数の楽曲で構成されている曲もあります。
拍手するのは、構成されている楽曲の演奏が全て終わってから。

構成されている楽曲の間には「間」が入ることが多いので、その「間」を曲が終わったと思って拍手しちゃう人がいるんですよね。(曲によっては「間」が入らないこともアリ)
でも、演奏される曲の構成とか分からない~と思ったら、プログラムを見ましょう。
プログラムには演奏する曲目の解説が書いてあって、複数の楽曲で構成されている曲の場合はそのこともちゃんと書いてあります。
開演前にプログラムをしっかり読んで、大体を頭に入れてから演奏を楽しみましょう。
ヤバい1!眠くなった

慣れないクラシックコンサートに来てちょっと気疲れし、しかもよく知らない曲を聴いていると襲ってくるのが眠気。
人間誰でも眠気が来ることはありますし、しょうがないですよね。
私もコンサートに行って眠くなったことはあります。
眠くなること自体はマナー違反ではないので、そういう時は静かに眠りましょう。
ただ、いびきをかいたりしないように気をつけてくださいね。
ヤバい2!開演に遅れた
色んな事情があって、コンサートの開演に遅れてしまうこともありますよね。
演奏が始まってから会場に到着した場合、基本的に次の曲が始まるまでホール内には入れません。
とりあえず入り口でチケットを提示して、ロビーでその時演奏されている曲が終わるまで待つことになります。
指定席のコンサートの場合は、待っている間に座席表で自分の席の位置を把握しておくといいですね。
演奏が終わったら、拍手が鳴っている間にホール内に入り、素早く席へ着きましょう。
大きいホールの場合は、スタッフがホール内に入るタイミングで誘導してくれることもあります。
でもコンサートによっては、前半のプログラムが終わって休憩になるまでホール内に入れず、その間ずっとロビーで待ち続けることになる場合も。

なるべく開演時間に遅れないように、頑張って会場へ向かってくださいね。
アンコールについて
プログラムの曲目が終わりました。
あなたは満足感と感動でいっぱいになって、精一杯拍手をしています。
そうしているうちに、また演奏が始まりました。
あれ、全てプログラムの演奏は終わったはずなのに、何でまた演奏が始まったんだろう?と思うでしょう。
これが「アンコール」です。
クラシックのコンサートは、この「アンコール」がある場合が多いです。
これは、プログラムの曲目が終わったあと、お客様の熱い拍手に応えて演奏する曲のことで、1曲または2曲短い曲を演奏します。
アンコールの曲名は、演奏者が説明する場合もありますし、コンサート終了後にロビーに掲示されたり、公式サイトやSNSで後日発表されることもあります。
アンコールは演奏者が聴衆の気持ちに応えた演奏なので、アンコール演奏終了までしっかり楽しみましょう。

コンサートによっては、アンコールがない場合もありますよ。
子供もクラシックコンサートを聴ける?

クラシックコンサートに行きたいけれど、小さい子供がいるからどうしよう、という方もいらっしゃいますよね。
大抵の音楽ホールは、未就学児(小学校に入学する前のお子様)はホール内に入れない事がほとんどです。
そういった場合、ホールによっては託児室が設けられている所もありますので、それを利用するとよいです。
利用する場合は、事前申し込みが必要だったり有料だったりする事もありますので、前もって調べておきましょう。
でも、ホールに託児室がないとか、やっぱり子供と一緒にクラシックコンサートを楽しみたい、という方もおられるでしょう。
そういう場合は、「親子で楽しむファミリークラシックコンサート」といった感じのコンサートを聴きに行ってみるといいです。
これならば未就学児のお子様でもホールの座席で音楽を楽しめますし、子供でも分かりやすいプログラムだったり、その他楽しい企画がある場合が多いです。
色んな種類のクラシックコンサート
同じクラシックのコンサートでも様々な種類があります。
基本的なマナーは同じなんですが、それ以外のプラスαを紹介しておきますね。
独奏者が1人で演奏する「リサイタル」

リサイタルは、独奏者が1人で演奏するコンサートです。
ただし、弦楽器・菅楽器・歌のリサイタルの場合は、独奏者の他にピアノ伴奏者1名が共演することが多いです。
このスタイルのコンサートは、先程説明した内容のマナーを守っていれば全てOK。

独奏者が1人で演奏するリサイタルは、演奏者の緊張もハンパないくらい高まっています。演奏者を励ます気持も込めて、精一杯の拍手をしてあげましょう。
オーケストラ・吹奏楽など団体のコンサート

複数人で構成された団体、それに加えて指揮者がいるのが、オーケストラ・吹奏楽・ブラスバンド(金管バンド)といった演奏団体によるコンサートです。
この形態の場合、拍手のタイミングが少し変わってきます。
こういったコンサートの場合、最初に楽団員たちが整列した状態でゾロゾロ舞台に出てきますが、この時に拍手は不要です。
楽団員が舞台に出終わった後、少し間をおいてコンサートマスター(その楽団員の中で一番エライ人)が1人で登場しますので、この時に拍手をしましょう。

通常、オーケストラのコンサートマスターはバイオリンパートの人、吹奏楽の場合はクラリネットパートの人、ブラスバンド(金管バンド)の場合はコルネットパートの人です。
そしてコンサートマスターが席に着いてしばらくすると指揮者が出てきますので、ここでも拍手です。

協奏曲などの演奏の場合は、指揮者と一緒に独奏者が舞台に出てくることが多いです。
これ以外は、通常のマナーとほぼ同じです。
クラシックのミュージカル「オペラ」

オペラは、歌・演奏・(時にはバレエも)・お芝居・舞台芸術など様々な要素が組み合わされた総合芸術。
普通のクラシックコンサートよりゴージャス感マシマシの雰囲気で、客層やお客様の服装も少しだけ高級感があります。
オペラは、クラシックコンサート初心者からするとハードル高めかもしれませんが、しっかりマナー予習しておけば大丈夫。
まずオペラの場合は、最初に前奏曲といってオーケストラだけの演奏があるので、指揮者が登場したら拍手しましょう。

オペラで演奏するオーケストラは、舞台の前側にある客席より低いスペース「オーケストラピット」という場所で演奏しています。
前奏曲の演奏が終わるとオペラのストーリーがスタート。
そして、オペラは拍手のタイミングで独特なルールがあるんです。
クラシックのコンサートは曲の1番最後に拍手をします、と伝えましたが、オペラの場合は1番最後にだけ拍手をする訳ではありません。
オペラには、歌手が1人で思いきり歌う独唱の部分「アリア」がいくつかあります。
オペラの途中でも、歌手がアリアを歌い終わった後は「アリア良かったですよ~」と讃える気持ちを込めてワ~と拍手をします。
どこがアリアなのか分からない、と思うかもしれませんが、歌手が1人で数分間歌って、歌い終わった時にドヤ顔をすればそれは大抵アリアです。

1人で歌うアリア以外に、2人や3人で歌う2重唱や3重唱などもあります。それっぽいのが終わった後も拍手です。
とりあえず、歌い終わった後に周りが拍手をしていたら、あなたも一緒に拍手してください。
また、オペラの休憩時間は長めのことが多いので、コンサートによっては休憩中にロビーでワインなどドリンクなどが振舞われることも。
あなたも、普段より1,000円~2,000円くらい高めの服装で、ワイングラスを片手でユラユラさせながら周りの雰囲気になじんでみましょう。
プログラム曲予習のおすすめ

クラシックコンサートでの服装やマナーについて色々分かったところで、更にやっておいた方がいい事がプログラム曲の予習。
服装やマナーをバッチリにしてコンサートへ来て音楽を聴いていても、何だかよく分からなくて退屈になってくると眠くなるんですよね。
気合入れて来たコンサートの感想が、「退屈だった、眠かった」で終わってしまったらもったいない。
でも事前に曲目について予習しておけば、「退屈」「眠気」をある程度は防ぐことが出来ます。
予習としてやっておきたいのは次の4つ。
- 曲の解説を読んでおく。
 - その曲の作曲家について基本知識を調べておく。
 - プログラム曲を聴いて、曲の構成(楽章はいくつあるかなど)を頭に入れておく。
 - オペラであれば、登場人物・ストーリー・有名なアリアを把握しておく。
 
曲の解説や構成はプログラムを読めば分かりますが、プログラムには演奏者のプロフィールや音楽解説者が寄稿したコラムなども書いてあったり、何だかんだでじっくりと読む時間がないかもしれません。
なので、当日会場に行く前にザっとでよいので頭に入れておきましょう。
そして、曲の解説・構成だけでなく、その曲の作曲家についての知識も簡単でよいので入れておきたいですね。
どの国出身で、いつの時代の人物か、時代背景などなど。
その事を頭に入れておくと曲に対する思い入れが深くなり、より興味深く感じるでしょう。

作曲家についてはネットで調べれば大抵見られます。曲の解説が検索しても出てこない場合は、作曲家の知識だけでもOK。
それと、「プログラム曲を聴いておく」はぜひやってほしい予習。
曲の解説を読んでも、実際に聴かないとどんな曲かなかなか分かりません。
曲の出だしや終わりがどんな感じか、どんな所で盛り上がるのかなど把握しておけばより楽しく聴けますし、拍手のタイミングも分かりやすくなります。
オペラもYouTubeなどで見られますので、時間があれば全幕見ておきたいところです。

オペラは演出家によって趣向や構成が変わりますので、事前に予習として見たものとの違いを発見する楽しみもあります。
曲を聴くといっても特別に真剣に聞かなくても、「ながら聴き」で十分。
普段の家事をしながら聴くとか、通勤・通学の時にイヤホンで聴くとか、いくらでもながら聴き出来ると思います。
オペラを全幕見る時間がなければ、ハイライト版とかダイジェスト版などを見ておくとよいですね。
ぜひ予習をバッチリにして、クラシックコンサートへ向かいましょう。
まとめ
今回の記事では、クラシックコンサートの服装やマナー、その他色々をご紹介しました。
服装やマナーのこととか、細かくてちょっと面倒だと思ったかもしれませんね。
でもよく考えると、コンサートのマナーは一般的な公共の場のマナーと似た部分も多いです。
難しそうな拍手のタイミングも一通り説明しましたが、どうしても分からなければ周りの人に合わせればいいだけですし。
あとは、ちょっとキレイめカジュアルな服装で何となく大人しくしておけば完璧。
また、コンサート前のプログラム曲の予習が大変だと思うかもしれませんが、予習をやるとやらないではコンサートの楽しみ方が違いますし、眠気対策にはこれが1番。
ここまでやれば、立派なクラシックコンサート達人の出来あがり。
きっとあなたにとって、音楽ホールが近所のコンビニと見分けがつかなくなるくらい身近な存在になるでしょう。
では、完全武装でクラシックコンサートへ行ってらっしゃいませ!
音楽配信サービスでいつもあなたの身近に音楽を。(Amazon Music Unlimited)
  
  
  
  