7月10日は、1年365日のうちの191日目。
この頃になると、関東地方辺りの平均気温は25℃くらいになるそうです。
日によっては30℃を超える日も。
特にこのところは温暖化の影響か平均気温も上昇気味ですし、年々「暑いなー」と思う時期が早まってきている気もします。
今回は7月10日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
7月10日、今日は何の日?
では、7月10日の出来事を見ていきます。
ヴィエニャフスキの誕生日
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(Henryk Wieniawski, 1835年7月10日~1880年3月31日)は、ポーランドのバイオリニスト、作曲家です。
19世紀を代表するバイオリンの巨匠の1人としても知られています。
幼い頃からバイオリンの才能を示し8歳でパリ音楽院に入学、13歳ですでに一流の演奏家として、弟でピアニストのユゼフ・ヴィエニャフスキと共に各地をツアーして絶賛されました。
また、音楽院の教授も務め後進の指導も行いました。
作曲家としては自身が優れたバイオリニストだったこともあり、バイオリン曲を多く書いています。
こちらは、ヴィエニャフスキの代表作の1つ「バイオリン協奏曲第2番ニ短調 作品22」です。↓

彼の名前を冠したイベントとして、「ヴィエニャフスキ国際バイオリン・コンクール」、「ヴィエニャフスキ国際バイオリン製作コンクール」があります。
カール・オルフの誕生日
カール・オルフ(Carl Orff, 1895年7月10日~1982年3月29日)は、ドイツの作曲家です。
オルフはミュンヘン音楽学校で学び、舞台のための音楽や声楽曲などを多く書きました。
特に、合唱とオーケストラのための世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」は有名です。
またオルフは、歌ったり、楽器を演奏したり、体を動かしたりしながら自然と音楽に親しめる子供の音楽教育法「シュールヴェルク(Schulwerk)」を考案しました。
こちらはカンタータ「カルミナ・ブラーナ」の演奏。(演奏時間が約1時間と少しくらい、オーケストラや合唱の編成も大きく、独唱者もいる大曲です)↓

カルミナ・ブラーナとは、ベネディクトボイエルン修道院で発見された詩歌集で、オルフはこれに音楽をつけてカンタータにしました。
まとめ
今回は、7月10日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、7月10日は「納豆の日」。
これは、「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせから、納豆が多く消費されることを目的として、1981年に制定された記念日です。
あなたは納豆は好きですか?
私は毎日欠かさず食べるくらい大好きです(極小粒タイプかひきわりタイプに限られますけど)。
もし、昔の音楽家たちが日本の納豆を食べたらどう思うか、ちょっと反応を見てみたい気もしますねー。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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