9月16日は、1年365日のうちの259日目。
この前お正月だった気がするな―と思ったら、もう秋になろうとしています。
月日が流れるのは本当に早くて、今この瞬間を大切にしなければと改めて思います。
今回は9月16日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
9月16日、今日は何の日?
では、9月16日の出来事を見ていきましょう。
メトロポリタン歌劇場の開館日
1966年の9月16日、アメリカのメトロポリタン歌劇場が開館しました。
メトロポリタン歌劇場はアメリカで1番のオペラハウスで、「MET(メト)」とも呼ばれます。
最初の建物は1883年に出来ましたが1892年に火事遭い、修復後も使用されていましたが、後に解体され現在の歌劇場が建てられました。
ちなみに、こちらの写真は最初のメトロポリタン歌劇場です。↓
こちらの動画は、オペラ開演に向けて準備が行われているメトロポリタン歌劇場の様子です。↓
現在の建物のこけら落としは、バーバーのオペラ「アントニーとクレオパトラ」の世界初演でした。
マリア・カラスの命日
9月16日は、アメリカ出身のソプラノ歌手であるマリア・カラスが亡くなった日です。
彼女は20世紀最高のソプラノ歌手の1人と言われていますが、ドラマティックな人生を送った事でも知られていて、クラシック音楽に詳しくない人の間でも知名度が高い人物。
また、彼女の映画や書物なども多いです。
こちらは、ベッリーニのオペラ「ノルマ」のアリア「清らかな女神よ」を歌うマリア・カラスです。↓
マリア・カラスは、1977年にパリの自宅で53歳で亡くなりました。心臓発作が原因と言われていますが、亡くなった正確な原因は分かっていないそうです。
マッチの日
9月16日は「マッチの日」。
これは日本の記念日で、1948年の9月16日にそれまで配給制だったマッチの自由販売が認められ、それを記念してこの「マッチの日」が出来たのだそうです。
マッチと言えば、「マッチ売りの少女」という悲しい童話がありますね。
アメリカの作曲家デイビット・ラング(1957年1月8日~)が、この童話を基にした「マッチ売りの少女受難曲」という合唱曲を作曲しています。
こちらが「マッチ売りの少女受難曲」です。↓
この曲は、2008年にピューリッツァー音楽賞を受賞しました。
まとめ
今回は、9月16日の何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、9月16日は「競馬の日」。
これは、日本の中央競馬を運営する「日本中央競馬会(JRA)」によって制定されました。
競馬の起源は16世紀のイギリスだと言われていて、17世紀以降にフランス、アイルランド、ドイツ、イタリアなど、ヨーロッパ各地に広まっていったようです。
当時のクラシックの音楽家たちも競馬を楽しんだ音楽家がいるかもしれません。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
音楽配信サービスでいつもあなたの身近に音楽を。(Amazon Music Unlimited)