11月16日は、1年365日のうちの320日目。
11月も後半になりました。
秋も終わりに近づきましたね。
秋ってどうしてこんなに食べ物がおいしいのでしょう。
ついつい食べ過ぎて太っちゃうんですよね。
気を付けないとすぐに太っちゃう年頃なのに、おいしいものはついついお腹いっぱい食べてしまいます。
人様の前に出て演奏を披露する立場なのだから、もう少しスタイルとか気にしなくちゃと反省しますね。
今回は11月16日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
11月16日、今日は何の日?
では、11月16日が何の日なのか見ていきましょう。
ブラームス作曲:ピアノ四重奏曲第1番の初演日
1861年11月16日、ブラームス作曲のピアノ四重奏曲第1番ト短調作品25が初演されました。
ピアノ、バイオリン、ビオラ、チェロという4つの楽器で演奏される、豊かなハーモニーと力強い旋律が特徴のステキな曲です。
全4楽章構成で、演奏時間は40分少々くらいかかる曲。
初演時は、ブラームスの友人であるクララ・シューマンも演奏メンバーとして参加しています。
また、この曲はシェーンベルクが編曲した管弦楽版もあります。
こちらは、ピアノ四重奏曲第1番の演奏です。↓
こちらはシェーンベルク編曲の管弦楽版です。↓
原曲と管弦楽版、それぞれ味が違いますがどちらもステキです。
ロドルフ・クレゼールの誕生日
ロドルフ・クレゼール(1766年11月16日~1831年1月6日)は、フランスのバイオリニスト、作曲家、指揮者です。(ロドルフ・クロイツェルとも呼ばれます。)
当時のトップバイオリニストの1人として活躍し、ベートーヴェンから「クロイツェル・ソナタ(バイオリンソナタ第9番イ長調作品47)」を献呈されたことでも知られています。
パリ・オペラ座管弦楽団のコンサートマスターを務めた後、1817年からその指揮者としても活動し、パリ音楽院のバイオリン科の教授も務めました。
また、バイオリンのための練習曲を多数作曲し、中でも「42の奇想曲もしくは練習曲」は特に有名です。
こちらは、クレゼールがベートーベンから献呈された「クロイツェル・ソナタ」の演奏です。↓
ロシアの小説家トルストイは、この曲を聴いたことがきっかけで小説「クロイツェル・ソナタ」を書いたそうです。
まとめ
今回は、11月16日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、11月16日は「幼稚園記念日」。
1876年のこの日、日本の最初の官立幼稚園である東京女子師範学校附属幼稚園(現在のお茶の水女子大学附属幼稚園)が開園したことでこの記念日が出来ました。
幼稚園って結構昔からあるんですね。
私が幼稚園に通っていた頃のクラシックの思い出と言えば、母が家で弾いていたピアノ曲。
母は、バダジェフスカの「乙女の祈り」やワイマンの「銀波」、ランゲの「花の歌」などをよく弾いていました。
優し気できれいな曲が多かったのですが、私はそれに合わせてでたらめな振り付けの「変ダンス」を踊ってるような子供でしたね。
あなたの子供の頃の音楽の思い出はどんなものがあるでしょうか。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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