11月12日は、1年365日のうちの315日目。
洋服の衣替えは終わりましたか?
ズボラな私のタンスは夏物がまだ交じっていて、着替えるときはお目当ての服を探すために毎回発掘作業。
次の季節の変わり目こそはキッチリ衣替えしようと思っているのですが、どうしても毎回発掘作業をする状況です。
きちんとしたステキ女子を目指したいのに、このままではズボラ女子のまま人生が終わってしまう予感が・・・。
今回は11月12日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
11月12日、今日は何の日?
では、11月12日に起こった出来事を見ていきましょう。
ボロディンの誕生日
アレクサンドル・ボロディン(1833年11月12日~1887年2月27日)は、ロシアの作曲家です。
彼は、ロシアの民族音楽を取り入れ、独自の音楽スタイルを確立した5人の作曲家グループ「ロシア5人組」のメンバーです。
また、彼は作曲家ですが化学者・医者でもあります。
そのため、作曲活動は趣味の範囲で行われていましたが、ボロディンの音楽は多くの音楽家に認められ、ロシア音楽の発展に大きく貢献しました。
彼の代表作はオペラ「イーゴリ公」。
このオペラは彼の死により未完に終わりましたが、リムスキー=コルサコフやグラズノフによって完成され、現在でも上演されています。
こちらは、オペラ「イーゴリ公」の第2幕で演奏される曲 「だったん人(ポロヴェッツ人)の踊り」です。↓
こちらもボロディンの代表作の1つである、東洋的な響きが特徴の交響詩「中央アジアの草原にて」です。↓
ボロディンの音楽には、東洋風の旋律やリズムがよく使われます。
ルチア・ポップの誕生日
ルチア・ポップ( 1939年11月12日~1993年11月16日)は、スロバキア出身で、オーストリアを中心に活躍したソプラノ歌手です。
彼女はコロラトゥーラ・ソプラノで、年齢を重ねたのちはリリック・ソプラノとして歌手活動を行いました。
- コロラトゥーラ・ソプラノ・・・非常に高い音域と、細かく速い音符を正確に歌いこなすことができるソプラノ歌手のこと。
- リリック・ソプラノ・・・柔らかく美しい音色と、情緒豊かな表現を得意とするソプラノ歌手のこと。
彼女は、ウィーン国立歌劇場をはじめ、世界の一流オペラハウスで活躍しました。
こちらはルチア・ポップが歌うモーツァルトのオペラ「魔笛」より「夜の女王のアリア」で、コロラトゥーラ・ソプラノとして有名な役柄であり、ルチア・ポップが得意としたものです。↓
こちらは、ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」を歌うルチア・ポップです。↓
彼女はオペラだけでなく、シューベルト、シューマン、ブラームスなどのドイツ歌曲を美しく歌うリート歌手としても活躍しました。
- リート・・・ドイツ語で、歌や歌曲のこと。
まとめ
今回は、11月12日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、11月12日は「洋服の日」。
これは、1872年に「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」という太政官布告が出されたことにちなんで、全日本洋服協同組合連合会が1972年に制定した記念日です。
日本に洋服が一般的に広まったのは明治時代です。
もっと昔の日本は着物が通常の服装でしたが、現代では洋服が主流。
日本の文化の1つである着物も大切にしつつ、洋服のおしゃれも楽しみたいですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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