5月23日は、1年365日のうちの143日目。
夏の到来を感じさせる日中の暖かさと、朝晩の涼しさとを感じさせる時期ですね。
今回は5月23日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
5月23日、今日は何の日?
では5月23日の出来事を見ていきましょう。
オペラ「フィデリオ」の初演日
1814年5月23日、ベートーヴェン作曲のオペラ「フィデリオ」が、ケルントナートーア劇場でベートーベンの指揮により初演されました。
このオペラは、主人公レオノーレが「フィデリオ」という名前の男性に変装して監獄に忍び込み、無実で捕まっている夫フロレスタンを救出する物語。
この頃のベートーベンは耳の病気の難聴がかなり進んでいて、指揮者のミヒャエル・ウムラウフの助けを借りながら指揮したそうです。
こちらの演奏は、フィデリオの序曲です。
この序曲は4回書き直しをされているそうです。書き直しをした3つの曲はレオノーレ序曲1,2,3番と呼ばれ、現在も単独で演奏されます。
アンドレア・ルケージの誕生日
5月23日はイタリアの古典派の作曲家アンドレア・ルケージの誕生日です。(1741年5月23日~1801年3月21日)
彼はヴェネツィアで音楽のキャリアをスタートさせ、サン・サルヴァトーレ教会のオルガニストとして活動し、1771年から1779年まではミラノのドゥカーレ劇場の楽長を務めました。
オルガンやチェンバロの器楽曲、宗教音楽、劇音楽の作曲家としても知られています。
ベートーヴェンやモーツァルトとも関わりがあり、彼の音楽は後世の作曲家に影響を与えました。
こちらの演奏は、ルケージ作曲「交響曲変ロ長調」です。
古典派というとハイドン、モーツァルト、ベートーベンが真っ先に浮かびますが、それ以外にも多くの作曲家がいるんですよね。
まとめ
今回は、5月23日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、5月23日は「骨密度ケアの日」。
5と23の数字を、「こ(5)つ(2)み(3)つど」と読む語呂合わせから、この日を骨密度ケアの日としているそうです。
骨といえば、私は駅の階段から落ちて骨折をしてしまったことを思い出します。
あの時は救急車で運ばれたり松葉づえ生活を送ったり大変でした。
骨のケアをしながら体に気を付けて、いつまでも音楽を楽しみたいものですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。