5月21日は、1年365日のうちの141日目。
この日は、小満(しょうまん)といって夏の始まりを感じさせる時期と言われています。
木々が見渡す限り緑色に染まり、新緑の香りに包まれた青々しい美しさいっぱいの季節。
今回は5月21日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
5月21日、今日は何の日?
では5月21日の出来事を見ていきましょう。
モーリス・アンドレの誕生日
5月21日は、フランスのトランペット奏者モーリス・アンドレの誕生日(1933年5月21日~ 2012年2月25日)。
数々のコンクールで優勝。
テレマン、バッハ、ハイドンその他のTp協奏曲を録音し、これらの曲を再評価するきっかけを作った音楽家です。
また、セルマー社と協同でピッコロトランペットを作りました。
こちらの演奏は、モーリス・アンドレが演奏するハイドンのトランペット協奏曲より第1楽章です。
トランペットの華やかな音色がいいですね。
オペラ「道化師」の初演日
1892年の5月21日、イタリアの作曲家レオンカヴァッロ作曲のオペラ「道化師」がミラノにあるダル・ヴェルメ劇場で初演されました。
このオペラのストーリーは、旅一座の座長の妻が浮気をしていて、それを知った座長が妻と浮気相手を亡きものにするというお話です。
オペラ「道化師」はヴェリズモ・オペラの代表曲の1つで、上演時間は約80分ほどと短めです。
こちらの演奏は、オペラ「道化師」の中の有名なアリア「衣装をつけろ」です。
妻の浮気を知って苦しい気持ちを持ちながらも、旅一座員として役者の仕事をこなさなければならない心の葛藤を歌っているアリアです。
まとめ
今回は、5月21日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、5月21日はアメリカの飛行家チャールズ・リンドバーグが大西洋単独横断飛行に成功した日で、「リンドバーグ翼の日」という記念日名がついています。
音楽のすばらしさにちなんで、「音楽の翼」なんて名称があればステキですね(調べたところ、「音楽の翼」と名付けられた音楽のセミナーやアルバムがあるようでした)。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。