6月23日は、1年365日のうちの174日目。
ジメジメした時期ですが、こういう季節だからこそピッタリのクラシックもあります。
例えば、ショパン作曲の前奏曲の第15番「雨だれ」。
全体的に落ち着いてしっとりとした曲です。
こういう曲を聴きながら、しとしと降り続く雨に気持ちを寄せてみるのもいいかもしれません。
今回は6月23日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月23日、今日は何の日?
では6月23日の出来事をご紹介しますね。
ライネッケの誕生日
カール・ハインリヒ・カーステン・ライネッケ(Carl Heinrich Carsten Reinecke, 1824年6月23日~1910年3月10日)は、ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者、音楽教育者です。
音楽教育者だった父から音楽を学び、 子供の頃から音楽活動を始めます。
その後メンデルスゾーンやシューマンらに師事し、ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者、また音楽院で教育者としても活動しました。
こちらは彼の代表作の1つ、フルートソナタ「ウンディーネ」ホ短調 Op.167です。↓

ライネッケは、ケルン音楽院やライプツィヒ音楽院などで教鞭をとり、多くの著名な音楽家を育てました。
ラウール・プーニョの誕生日
ステファーヌ・ラウール・プーニョ(Stéphane Raoul Pugno, 1852年6月23日~1914年1月3日)は、フランスの音楽教師、ピアニスト、作曲家、オルガニストです。
幼い頃よりピアノを学んで6歳でデビューし、パリ音楽院で学びました。
ピアニスト・伴奏者として活躍し、また後進の育成にも力を入れました。
1906年にはロイヤル・フィルハーモニー協会から名誉会員に選ばれるなど、国際的に活躍しました。
こちらは、ショパン作曲の「ノクターン第5番 嬰ヘ長調作品15-2」を弾くプーニョの録音です。 ↓

プーニョは、録音技術を通して演奏を世界に広めたピアニストの先駆けとしても知られています。
まとめ
今回は、6月23日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、6月23日は「オリンピック・デー」。
これは、1894年のこの日、国際オリンピック委員会(IOC)がパリで創立されたことを記念して制定されたそうです。
4年に1度開催されるオリンピック。
オリンピックって単にスポーツをするだけでなく、スポーツを通して人との繋がり・国際交流・人間として大切なものなどを考えさせられる奥深い行事だと思います。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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