9月29日は、1年365日のうちの272日目。
1日の最高気温も30度を越えることもなくなってきて、いよいよ秋本番かなという感じですが、暑さでやられることもなく何でも気持ちよく取り組める時期ですね。
夏にやり残したことがあれば、過ごしやすいこの時期に片付けてしまいましょう。
今回は9月29日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
9月29日、今日は何の日?
では、9月29日が何の日なのか見ていきましょう。
ヴァーツラフ・ノイマン の誕生日
9月29日は、チェコの指揮者であるヴァーツラフ・ノイマンの誕生日です(1920年9月29日~1995年9月2日)。
1968年から20年以上にわたってチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めましたが、元々はビオラ奏者としてチェコ・フィルに入団したという経歴を持っています。
ウィーン音楽院の教壇に立っていたこともあり、音楽教育者としても活動しました。
こちらは、英語字幕のみですが、オーケストラのリハーサル風景その他が描かれたノイマンの指揮者生活のドキュメンタリー動画です。↓
ノイマンは、日本に9度来日しました。
ショスタコーヴィチ作曲の「交響曲第14番」初演日
1969年の9月29日、ショスタコーヴィチ作曲の交響曲第14番が初演されました。
この曲は全11楽章、楽器編成は以下のように通常のオーケストラとは違い変則的になっています。
- 弦楽器(バイオリン10、ビオラ3、チェロ3、チェロ3コントラバス2)
- 打楽器(カスタネット、ウッド・ブロック、トムトム、鞭、ベル、ヴァイブラフォン、シロフォン、チェレスタ)
- 独唱(ソプラノ、バス)
また、この曲の特徴として、無調・十二音技法・トーンクラスターなどがあります。
トーンクラスターとは近い音程間の中の音を同時に鳴らすことで、ピアノでいうと、複数の音の鍵盤を手のひらや腕で一度に押さえて、たくさんの音が同時に鳴るようなイメージです。
こちらが交響曲第14番の演奏で、演奏時間は約50分強ほどです。↓
この曲はイギリスのオールドバラ音楽祭で初演され、指揮はブリテンが行いました。
まとめ
今回は、9月29日の何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、9月29日は「洋菓子の日」。
これは、フランスでは大天使ミカエルが菓子職人の守護聖人とされており、その祝日が9月29日であることから制定された記念日だそうです。
今日は、あなたが好きな洋菓子を食べながら、お気に入りのクラシック曲を聴いてみましょう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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