6月10日は、1年365日のうちの161日目。
曇り空が増える時期ですね。
曇っているけどカラっと涼しいわけではなく少しジメついている感じで、冷房は早いけど扇風機くらいは使いたいなあという日が多くなります。
今回は6月10日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月10日、今日は何の日?
ではさっそく6月10日の出来事を見ていきましょう。
ラルフ・カークパトリックの誕生日
6月10日はアメリカの音楽家・音楽学者、チェンバロ奏者である、ラルフ・カークパトリックの誕生日です。(1911年6月10日~1984年4月13日)
アメリカでピアノ等勉強後、ヨーロッパへ留学しました。
スカルラッティのチェンバロソナタの標準的な番号(Kk.+数字)は、「カークパトリック番号」って言って彼が考案したもの。
録音も多く残っており、チェンバロやクラヴィコード演奏、フォルテピアノ(現代ピアノの祖先とも呼ばれる鍵盤楽器)によるモーツァルト曲の録音も有名です。
こちらの演奏は、カークパトリックがピアノソロを務めているモーツァルトのピアノ協奏曲第24番です。
こちらは、チェンバロでバッハのパルティータを演奏するカークパトリックです。
カークパトリックは、20世紀の最も重要なチェンバロ奏者の1人と言われています。
エルネスト・ショーソンの命日
6月10日は、フランスの作曲家であるアメデ=エルネスト・ショーソンが亡くなった日です。(1855年1月20日~1899年6月10日)
ロマン派や印象派の影響を受けて独自の美しい音楽を作曲しましたが、1899年に44歳の若さで自転車事故により亡くなりました。
若くして不幸な事故で亡くなってしまったショーソンですが、フランス音楽史において重要な位置を占める作曲家とされています。
こちらの演奏はショーソンの最も有名な曲である、バイオリンと管弦楽のための「詩曲」です。
この曲は、ヴァイオリン音楽の中で最も美しい作品の1つと言われています。
まとめ
今回は、6月10日の今日は何の日?をご紹介しました。
ご紹介した以外の記念日だと、6月10日はアメリカにあるハーバート大学の創立記念日です。
ハーバード大学をはじめアメリカの多くの大学には音楽学科があり、音楽専攻生でなくても受講できる音楽科目が多くあります。
そういったアメリカのリベラルアーツ教育について書かれた「ハーバード大学は『音楽』で人を育てる」という本があります。
興味のある方はこちらからどうぞ。
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何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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