7月5日は、1年365日のうちの186日目。
気温が高くなって、そろそろ熱中症に気を付ける時期です。
水分補給をこまめにして、健康に気を付けて音楽を楽しみたいものですね。
今回は7月5日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
7月5日、今日は何の日?
では7月5日の出来事を見ていきましょう。
ワンダ・ランドフスカの誕生日
7月5日は、ポーランドのチェンバロ奏者、ピアニストであるワンダ・ランドフスカの誕生日(1879年7月5日~1959年8月16日)。
元々ピアニストとして活動していましたが、音楽研究者だった彼女の夫アンリ・ルーの影響を受け、当時世間から忘れられた楽器だった「チェンバロ」を20世紀に復活させた功績があります。
彼女はチェンバロ音楽の普及に大きく貢献し、著書「チェンバロの歴史」などチェンバロに関する多くの著作を残しました。
こちらは、チェンバロでバッハの「ゴルドベルグ変奏曲」を演奏するランドフスカです。↓
私はチェンバロの音色が大好きです。こんなすばらしい楽器を復活させてくれた彼女は音楽界にとって大きな存在ですね。
フィリップ・ゴーベールの誕生日
7月5日は、フランスのフルート奏者、指揮者である、フィリップ・ゴーベールの誕生日です(1879年7月5日~1941年7月8日)。
彼自身がフルート奏者だけあって、主にフルート曲の作曲家として知られていますね。
また、彼はフルート奏者としての活動に加え、指揮者としても活躍しています。
1919年から1936年までパリ管弦楽団の首席指揮者を務め、フランス音楽の普及に貢献しました。
また、オペラ指揮者としても高い評価があり、パリ・オペラ座やモンテカルロ歌劇場などで指揮しました。
こちらの演奏は、ゴーベール作曲のフルート曲「ファンタジー」です。
フルートの繊細さや美しさが生きている曲ですね。
まとめ
今回は、7月5日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、7月5日は「江戸切子の日」。
江戸切子とは江戸時代後期から明治時代にかけて流行したもので、華麗な色合いと繊細なカットが特徴のガラス工芸品です。
この記念日は、江戸切子とはの伝統工芸を広く知ってもらうことを目的として制定されました。
江戸切子もクラシック音楽も伝統ある文化。
これから続く未来へ大切に受け継いでいきたいですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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