12月14日は、1年365日のうちの348日目。
もうすぐクリスマスや年末がやって来ますね。
寒い季節ですが、ワクワクイベントが多い時期でもあります。
クリスマスコンサートや「くるみ割り人形」の演目のバレエ公演、日本の風物詩である第九演奏会、ヘンデル「メサイア」の演奏会などなど。
あなたも、この時期ならではのイベントに足を運んでみてはどうでしょう。
今回は12月14日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
12月14日、今日は何の日?
では12月14日が何の日なのか見ていきましょう。
ヤン・コジェルフの誕生日
ヤン・アントニーン・コジェルフ(Jan Antonín Koželuh, 1738年12月14日~1814年2月3日)は、チェコ出身の作曲家です。
彼は、プラハの宮廷楽長と聖ヴィトゥス大聖堂の楽長という二つの重要な職務を兼任し、1784年からは、プラハのストラホフ修道院でオルガニストとして40年近く務めました。
こちらは、コジェルフ作曲の「田園のミサ曲ニ長調」です。↓
コジェルフは、モーツァルトのライバルだったとして知られているレオポルト・アントニーン・コジェルフのいとこにあたります。
マリア・シマノフスカの誕生日
マリア・シマノフスカ( Maria Szymanowska, 1789年12月14日~1831年7月25日)は、ポーランドのピアニスト、作曲家です。
ヨーロッパ全土で演奏活動を行ったことで知られています。
彼女自身が受けた音楽教育についてはあまり分かっていないようですが、自分のサロンを開き多くの文化人と交流したり、ロシア宮廷で演奏活動や作曲活動、音楽教育に携わるなど、精力的に活動しました。
作曲家としては、ピアノ曲を中心に、その他室内楽曲なども書いています。
こちらは、シマノフスカ作曲の「ピアノのための3つのワルツ」です。↓
シマノフスカはポーランド初のプロの女性ピアニストと言われていて、ショパンに大きな影響を与えたと言われています。
まとめ
今回は12月14日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、12月14日は「人類初の南極点到達日」だそうです。
これは、1911年の12月14日、ノルウェーの探検家アムンセンが率いる探検隊が、人類史上初めて南極点に到達したことによる記念日。
今日は、ヴォーン・ウィリアムズ作曲の「南極交響曲」を聴いて、南極へ初到達したアムンセンたちに思いを寄せてみましょう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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