7月7日は、1年365日のうちの188日目。
年々温暖化が進んで、梅雨が明けたかどうか分からない時期でも真夏並みに暑い日が増えてきています。
暑すぎる日は無理に外出せず、家でのんびりと音楽鑑賞などするのが良さそうです。
今回は7月7日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
7月7日、今日は何の日?
では、7月7日の出来事を見ていきます。
七夕(たなばた)の日
7月7日は七夕(たなばた)です。
これは織姫と彦星という2つの星の伝説に基づいている、日本の伝統的な行事ですね。
七夕のときに飾る短冊(たんざく)ですが、これは色によって願い事の種類が変わるそうです。
青=学業、赤=恋愛、黄色=金運、緑=健康、紫=才能、です。
そして七夕といえば有名なのが、童謡「たなばたさま」。
この歌は、作詞=権藤はなよ・林柳波(はやしりゅうは)、作曲者=下総皖一(しもおさかんいち)によって作られ、昭和16年に国民学校教科書「うたのほん下」に収録されました。
こちらは、童謡「たなばたさま」です。
ずっと伝えていきたい日本の伝統行事ですね。
グスタフ・マーラーの誕生日
7月7日は、ボヘミア(現在のチェコ)で生まれてオーストリアで活躍した作曲家、指揮者のグスタフ・マーラーの誕生日です( 1860年7月7日~1911年5月18日)。
マーラーはウィーン音楽院で作曲を学び、卒業後は指揮者としてキャリアをスタートさせました。
プラハ、ブダペスト、ハンブルクなど、各地の歌劇場の指揮者を歴任し、1897年にはウィーン宮廷歌劇場(現在のウィーン国立歌劇場)の総監督に就任。
その後ニューヨーク・フィルハーモニックの指揮者にも就任しました。
作曲家としてはすぐれた交響曲や声楽曲を残したことで知られており、彼が作曲した交響曲は編成が大きく、声楽を伴うものも。
主にすぐれた交響曲や声楽曲を残したことで知られていて、20世紀を代表する作曲家の1人と言われています。
日本では、1980年代後半から1990年代前半にかけて、マーラーの音楽を熱狂的に支持するファンが増えて、いわゆる「マーラーブーム」が起こりました。
こちらの演奏は、マーラー作曲の交響曲第1番「巨人」です。↓
この交響曲第1番は、マーラーの交響曲の中では比較的演奏時間が短めで聴きやすく、演奏会などで取り上げられることも多いです。
こんぺいとうの日
7月7日は「こんぺいとうの日」です。
こんぺいとうは漢字で書くと「金平糖」で、砂糖を煮詰めて結晶化させたお菓子ですね。
この記念日は、七夕の日に星の形をしているこんぺいとうを食べて、織姫と彦星が会えるように思いこめるとか、こんぺいとうの伝統文化を守り、その美味しさを多くの人に知ってもらうことを目的として作られました。
というわけで、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」より「こんぺいとうの踊り」です。↓
チェレスタの楽器の響きが、こんぺいとうのお菓子に何となくマッチしている感じがします。
まとめ
今回は、7月7日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、7月7日は「ハスカップの日」。
ハスカップの旬である7月にちなんで、ハスカップの魅力を多くの人に知ってもらうためにこの記念日が制定されたそうです。
そういえば、この間7月7日にコンサートの打ち上げが合って、お店でハスカップのノンアルコールカクテルを飲みましたね。
おいしかったです。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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