8月15日は、1年365日のうちの227日目。
夏真っ盛り。
今頃がちょうど真夏のピークかもしれませんね。
学生さんの夏休みも始まってずいぶんたちましたし、社会人の方のお盆休みもそろそろ終わるころでしょうか。
夏ならではの楽しみが出来るのももうしばらくなので、今のうちに心置きなくやっておきましょう。
今回は8月15日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
8月15日、今日は何の日?
では、8月15日が何の日なのか見ていきましょう。
ジャック・イベールの誕生日
8月15日は、フランスの作曲家であるジャック・イベールの誕生日です(1890年8月15日~1962年2月5日)。
イベールはパリ音楽院で学びローマ大賞を得て、その後ローマに留学し、管弦楽曲やオペラ、バレエ、映画音楽、室内楽など、幅広いジャンルの作品を残しました。
イベールは1939年に、日本からフランス政府を通じて依頼を受け、皇室が出来て2600年たったことを祝う皇紀2600年奉祝曲を作りました。(ちなみにイベール以外にも曲の依頼を受けた作曲家が数名曲を作っています)
こちらはイベールが作曲した皇紀2600年奉祝曲である「祝典序曲」です。↓
こちらは、イベールの「フルート協奏曲」です。↓
彼の音楽の特徴は、「軽妙・洒脱・新鮮・洗練」と形容されることが多いです。
マラン・マレーの命日
8月15日は、フランスの作曲家、指揮者、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者であるマラン・マレーが亡くなった日です(1656年5月31日頃~1728年8月15日)。
マレーはバロック時代のフランス音楽界を代表する音楽家です。
ルイ14世の宮廷のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者となって活躍しました。
1728年に72歳で亡くなりましたが、当時としては長生きの音楽家だったようですね。
こちらの曲はマレー作曲の「スペインのフォリアによる変奏曲」です。↓
ルイ14世の宮廷音楽家としても活躍したマレーの音楽は、華やかで洗練されたものが多いです。
終戦記念日
8月15日は日本の終戦記念日です。
たくさんの犠牲者が出てしまった悲しい出来事ですが、ポーランドの作曲家ペンデレツキが、管弦楽曲「広島の犠牲者に捧げる哀歌」という曲を作曲しています。
ということで、「広島の犠牲者に捧げる哀歌曲」をご紹介します。↓
このような悲しい出来事は二度と起きてほしくないですね。
まとめ
今回は、8月15日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、8月15日は「刺身の日」。
これは、室町時代に書かれた「康富記(やすとみき)」という日記の中で、1448年8月15日に「刺身」という言葉が初めて登場したことに由来いるそうです。
刺身という和食にクラシック音楽、という組み合わせも乙な物です。
今夜の夕食にはぜひお刺身を。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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