8月12日は、1年365日のうちの224日目。
まだまだ暑い日が続くと考えるとうんざりするかもしれませんが、こんなに暑い時期は今だけですし、この時期だからこそ味わえることを楽しみましょう。
今回は、8月12日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
8月12日、今日は何の日?
では、8月12日に起こった出来事を見ていきましょう。
ジェラール・プーレの誕生日
8月12日はフランスのバイオリニスト、音楽教育者であるジェラール・プーレの誕生日(1938年8月12日~現在)。
現在も現役で活躍、数々の国際コンクールの審査員を務めています。
彼は伝説的なバイオリニスト、ヘンリク・シェリングに師事。
パリ国立高等音楽院など、数々の音楽院で指導を行いました。
こちらはフォーレのバイオリンソナタを演奏するプーレです。↓
こちらの動画は、プーレがバイオリン演奏における左親指について説明している動画です。↓
プーレは東京芸術大学や昭和音楽大学でも指導し、日本にも大きな影響を与えました。
湯浅 譲二さんの誕生日
8月12日は、日本の作曲家である湯浅 譲二さんの誕生日です(1929年8月12日~2024年7月21日)。
彼は、慶應義塾大学医学部中退後、作曲活動をしたという異色の経歴を持っています。
専門の音楽教育は受けず、多少音楽家に師事したことはあるもののほぼ独学で音楽を学び、武満徹氏らと「実験工房」を結成し、日本の前衛音楽の発展に大きく貢献しました。
作曲した曲は、オーケストラ作品から電子音楽まで、幅広いジャンルに渡ります。
また、禅の影響を受け、瞑想的な音楽を多く作りました。
こちらの演奏は、湯浅譲二作曲の管弦楽曲「オーケストラの時の時」です。↓
日本の現代音楽っぽい雰囲気ですね。何となく金田一耕助の映画の世界をイメージします(ルミの勝手な感想)。
まとめ
今回は、8月12日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、8月12日は「君が代記念日」。
文部省が「君が代」を小学校の唱歌としてこの日に定めたことから、この記念日が出来たと言われています。
日本の国歌である「君が代」。
子供の頃は歌詞が難しくて理解出来ませんでしたが、調べてみると国が繁栄していくことを願う意味が込められているようですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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