9月8日は、1年365日のうちの249日目。
スズムシとかコオロギなど秋の虫が鳴き始める頃でしょうか。
夜に虫たちが鳴いている声を聞くと心が落ち着きます。
勉強がはかどったり、眠りやすかったりなどなど。
クラシック曲にも秋の虫の声を現しているものがあります。
例えば、サン=サーンス作曲のピアノ協奏曲第5番「エジプト風」の第2楽章に、コオロギの鳴き声を現わしている旋律があります。
このような曲を聴くのもいいかもしれません。
今回は9月8日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
9月8日、今日は何の日?
では、9月8日が何の日なのか見ていきましょう。
アントニン・ドヴォルザークの誕生日
9月8日は、チェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークの誕生日(1841年9月8日~1904年5月1日)。
彼は後期ロマン派のチェコ国民楽派を代表する作曲家です。
ドヴォルザークといえば交響曲第9番「新世界」が有名ですが、他にもスラブ舞曲、協奏曲、交響詩などさまざまな音楽を作っています。
ちなみにドヴォルザークは鉄道ファンだったそうで、チェコ~オーストリア間を運行す
る電車に「アントニン・ドヴォルザーク号」という特急があるそう。
こちらは、交響曲第9番「新世界」です。↓
こちらは、スラヴ舞曲第2集作品72より第2番です。↓
ドヴォルザークはオーケストラ曲以外にも、ピアノ五重奏曲や弦楽五重奏曲など多くの室内楽曲も書いています。
小惑星「シェヘラザード」が発見された日
1907年の9月8日、ドイツの天文学者アウグスト・コプフによって小惑星「シェヘラザード」が発見されました。
この小惑星の名前は、「千夜一夜物語」に登場する語り手・王妃シェヘラザードの名前に因んでいます。
シェへラザードといえば、リムスキー=コルサコフ作曲の交響組曲「シェヘラザード」ですね。
これは、千夜一夜物語に登場する王妃シェヘラザードをテーマとした曲になっています。
この曲は全4楽章構成で、全体的にとてもドラマチックな曲です。
- 第1楽章「海とシンドバッドの船」
- 第2楽章「カランダール王子の物語」
- 第3楽章「若い王子と王女」
- 第4楽章「バグダッドの祭り。海。船は青銅の騎士のある岩で難破。終曲」
こちらは交響組曲「シェヘラザード」全曲です。↓
「千夜一夜物語」とは、お妃が王様に毎晩面白いお話を聴かせる、という物語です。詳しい説明は省きますが、気になる方は1度読んでみるといいでしょう。
まとめ
今回は、9月8日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、9月8日は「ハヤシの日」。
これは、この日がハヤシライスの考案者である早矢仕有的(はやしゆうてき)の誕生日であることから制定されました。(ハヤシライスの発祥には諸説あるようです。)
ハヤシライスって日本で考えられた料理だったんですね。
今日はハヤシライスを食べながらクラシック音楽鑑賞、で決まり。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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