8月11日は、1年365日のうちの223日目。
8月も3分の1が終わりました。
でもまだまだ暑い夏が続きますね。
暑さに負けないように、よく食べてよく寝てよく動き、よいクラシック音楽をたくさん聴いて体力をつけたいものです。
今回は、8月11日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
8月11日、今日は何の日?
では、8月11日の出来事を見ていきます。
バルトロメー・デ・エスコベドの命日
8月11日は、スペインルネサンス音楽の作曲家、バルトロメー・デ・エスコベドが亡くなった日です(1500年頃~1563年8月11日)。
誕生日は1500年頃で不明とされています。
彼はスペイン・ルネサンス音楽を代表する作曲家の1人です。
スペインのサモラに生まれてサラマンカで音楽を学び、、ローマ教皇庁礼拝堂の歌手になり、18年程をローマで過ごしました。
教皇庁の記録によると、同僚の歌手に対して失礼な言動を度々するような性格だったようです。
彼の作品はミサ曲とモテット数曲がのみが現存しています。
彼は、ルネサンス音楽の重要な作曲家の1人として位置づけられていますが、問題のある性格や限られた作品数のせいで、その才能が十分に評価されていない面もあるようです。
こちらは、エスコベドのミサ曲です。↓
ルネサンスの頃の音楽は、神さまに気持ちが寄り添うな気持ちが高まる高尚な雰囲気のものが多いですね。
ヘルムート・ヴァルヒャの命日
8月11日は、 ドイツのオルガン・チェンバロ奏者、作曲家であるヘルムート・ヴァルヒャが亡くなった日(1907年10月27日~1991年8月11日)。
特に、バッハのオルガン作品に対する造詣深さと優れた演奏技巧で知られており、「もっとも優れたバッハ解釈者の1人」と言われる、20世紀を代表するオルガニストです。
若い頃に失明してしまいますが、バッハのオルガン作品全集を2度録音するなど世界中で高い評価を受け、多くのコンサートや録音活動も行いました。
1977年には演奏活動から引退し、1991年にフランクフルトで亡くなりました。
こちらは、ヴァルヒャが演奏するバッハの「幻想曲ト長調BWV572」です。
バッハのオルガン曲は、いつ聴いても心が洗われます。
まとめ
今回は、8月11日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、8月11日は「山の日」。
山に親しみ、山の恩恵に感謝する日として2016年に制定されました。
ハイキングや登山など、トレッキングするのにもいい季節ですね。
高地に行けば涼しいですし、山でクラシック鑑賞も気持ちよさそうです。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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