7月2日は、1年365日のうちの183日目。
もうほとんど夏みたいな気温で、暑さと湿気にやられる毎日が続きますね。
コンビニで、冷たいラーメンや冷製パスタなどのメニューも増えてくる頃です。
冷房が効いた部屋の中で、夏のクールメニューを楽しみながらクラシック音楽を鑑賞するのもよさそう。
今回は7月2日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
7月2日、今日は何の日?
では7月2日の出来事を見ていきましょう。
グルックの誕生日
7月2日は、ドイツ生まれのオペラ作曲家、クリストフ・ヴィリバルト・グルックの誕生日です(1714年7月2日~1787年)。
プラハ大学で音楽と哲学を勉強し、その後ミラノへ行ってイタリアの作曲家サンマルティーニに師事しました。
彼は、西洋音楽史上「オペラの改革者」と言われています。
代表曲はオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」ですが、器楽曲やバレエ音楽、声楽曲なども作りました。
こちらの演奏は、オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」より第3幕のアリア「エウリディーチェを失って」です。
このアリアは明るい曲調ですが、主人公オルフェオが愛する妻エウリディーチェの死を嘆いているものです。オペラだけでなく、コンサートやレコーディングでも頻繁に取り上げられる美しい名曲です。
シャルル=ルイ・アノンの誕生日
引用元:https://00m.in/KEoGR
7月2日は、フランスの作曲家、ピアノ教師、オルガニストであるシャルル=ルイ・アノンの誕生日です(1819年7月2日~1900年3月19日)。
日本では、「アノン」より英語・ドイツ語読みの「ハノン」という読み方で親しまれています。
彼はパリ音楽院等で学び、ピアノ教師として活躍しました。
ピアノの教則本で知られていて、特に「60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」 は世界中のピアノ学習者に愛用されています。
オルガニストとしても活動し、教会音楽の作曲も行っています。
こちらは、ハノンの60の練習曲の1番です。↓
ピアノを弾いている方のほとんどがこの練習曲をやっていますよね。私もやりました
まとめ
今回は、7月2日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、7月2日は「うどんの日」。
この記念日は、香川県生麺事業組合によって制定されました。
讃岐地方の農業を営む家庭では、半夏生(はんげしょう)の時期の田植えが終わった頃にうどんを打って食べる風習があり、それにちなんでこの記念日が出来ました。
ちなみに讃岐うどんを作っているある会社では、熟成室にスピーカーを設置し、うどんを熟成させる過程でクラシック音楽(主にモーツァルト)を聴かせているそうです。
こうすることで、雑味の少ないやさしい味のうどんが出来あがるんだとか。
クラシック音楽は偉大ですね~。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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