6月28日は、1年365日のうちの179日目。
6月もあと2日で終わりです。
今年の夏の計画は立てましたか?
私は真夏になってしまってから、ここに行こうとかあの予約を入れてみようとか考えついて、自分の希望日はすでに予約が埋まっているという事が多いです。
もっと早い時期から計画を立てなきゃと考えつつ、次の年になったらまたその事を忘れてしまって…ということを毎年繰り返してしまいます。
何事も計画は早め早めがよいですね。
今回は6月28日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月28日、今日は何の日?
では6月28日の出来事をご紹介しますね。
バレエ「ジゼル」の初演日
1841年の6月28日、バレエ「ジゼル」がパリ・オペラ座にて初演されました。
バレエ「ジゼル」のあらすじは次の通り。
死後にジゼルは精霊「ウィリ」となって、ジゼルのお墓参りに来たアルブレヒトを、精霊の女王からの呪縛から守り救います。
このバレエの音楽を作曲したのは、フランスの作曲家アドルフ・アダン。
全体的に華やかで優美な旋律が多く、聴き応えがある音楽です。
こちらの動画は、「ジゼル」の第1幕よりジゼルのバリエーションです。↓
こちらは第2幕より。↓

「ジゼル」はロマンティック・バレエの代表作の1つで、現在でも多く上演されている名作です。
ローベルト・フランツの誕生日
ローベルト・フランツ(Robert Franz, 1815年6月28日~1892年10月24日)は、ドイツの作曲家です。
彼は歌の作曲家として知られていて、生涯で約350曲もの歌曲を作りました。
とくにハインリヒ・ハイネという詩人の詩に曲をつけたものが多く、その歌はシューマンやリストといった、彼と同じ時代の作曲家からも高く評価されました。
こちらはフランツ作曲のドイツ歌曲「Er ist gekommen 作品4」の第7番です。↓

彼は難聴という病を背負いつつ作曲活動を続け、J.S.バッハやヘンデルなどの古い作品の編曲も行いました。
まとめ
今回は、6月28日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、6月28日は「貿易記念日」です。
これは、1859年6月28日に横浜港・長崎港・函館港で自由貿易が始まったことから制定された記念日だそうです。
1859年の日本は江戸時代の末期で、第14代将軍・徳川家茂の治世の頃です。
クラシック音楽で言えば1859年はロマン派の最盛期の頃で、シューマンやリスト、ブラームスなどが活躍していた時代になります。
日本の歴史と西洋の歴史を重ね合わせてみると興味深いですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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