12月6日は、1年365日のうちの340日目。
寒くなってきたら、あったかいスープが飲みたくなりますね。
スープといっても、コンソメスープやポタージュスープ、コーンスープ、ミネストローネ、クラムチャウダー、トムヤムクン、などなど他にもいっぱいあります。
どれもこれもおいしいスープ。
スープでしっかり温まってこれからの寒さに備えましょう。
今回は12月6日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
12月6日、今日は何の日?
では12月6日が何の日なのか、起こった出来事を見ていきます。
山田耕作作曲:交響曲「かちどきと平和」初演日
1914年12月6日、山田耕作作曲の交響曲「かちどきと平和」が山田耕作自身の指揮により初演されました。(元々は「勝鬨と平和」と書きますが、現在は「かちどきと平和」と表されることが多いです)
この曲は、日本人が初めて本格的に作曲した交響曲として重要な作品で、初演直前に第一次世界大戦が起こったことから、タイトルに深い意味が込められていると言われています。
全4楽章構成で日本の伝統音楽の要素も取り入れられており、西洋音楽と日本の音楽が融合した作品です。
こちらは、交響曲「かちどきと平和」の演奏。↓
ちなみに、12月6日は山田耕作がこの曲を作曲したことから、「シンフォニーの日」という記念日になっているそうです。
ギデオン・クラインの誕生日
ギデオン・クライン(Gideon Klein, 1919年12月6日~1945年1月頃)は、チェコスロバキア出身の作曲家です。
クラインはユダヤ系の民族で、ホロコースト(ナチス・ドイツによるユダヤ人への迫害)の犠牲になった人物。
幼い頃から才能のある音楽家でしたが、1941年にナチスによって強制収容所へ送られます。
収容所内でも作曲活動を行いますが、1945年の1月頃、終戦前に25歳で亡くなりました。
こちらは、ギデオン作曲の弦楽三重奏曲です。↓
戦後、クラインの作品は長い間忘れられていましたが、近年になって再評価されています。
まとめ
今回は12月6日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、12月6日は「音の日」。
これは、1877年のこの日にエジソンが蓄音機を発明したことにちなんで、日本オーディオ協会により制定されたそうです。
音楽と言えば、「音」が欠かせない芸術(例外もありますが)。
今日は1つ1つの音をより深く味わいながら、クラシックを聴いてみましょう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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