1月22日は、1年365日のうちの22日目。
寒い季節だと、少し色々面倒になったりするんですよね。
練習する部屋の中が寒いとそれだけで気持ちが盛り下がったり、リハやレッスンで外出しなければならない日は、「今日は部屋の中でじっとしていたい」思っちゃったり。
私のこういうものぐさな性質は、きっと一生変わらないんだろうなと思いながら、寒い時期は毎日この気持ちと闘いながら過ごしています。
今回は1月22日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
1月22日、今日は何の日?
では1月22日の出来事を見ていきましょう。
ブラームス作曲「ピアノ協奏曲第1番」初演日
1859年の1月22日、ブラームス作曲の「ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15」がブラームス自身の独奏ピアノにより初演されました。
作曲を始めた時はピアノ協奏曲ではなく、2台ピアノのための曲として書かれたようですが、その後創作に行き詰りながらもクララ・シューマンなどから助言を受けながら苦労して完成させました。
全3楽章構成で、演奏時間は45分前後くらいです。

初演当時は聴衆や批評家などにはあまり理解されませんでしたが、現在ではピアノ協奏曲の名作として高く評価され、頻繁に演奏されます。
オーレル・ニコレの誕生日
オーレル・ニコレ(Aurèle Nicolet, 1926年1月22日~2016年1月29日)は、スイス出身のフルート奏者です。
フルート演奏の歴史において重要な存在とされている人物で、フルート界の巨匠とも言われます。
ニコレは、スイスでフルートを学んだ後フランスへ留学し、ジュネーブ国際コンクールでは1位になりました。
その後はオーケストラ、ソリスト、また音楽院で後進の指導者としても活動しました。
こちらは、ニコレがフルート独奏を演奏する、C.F.Eバッハ作曲の「フルート協奏曲ニ短調」です。↓
こちらは、作曲家の武満徹がニコレの70歳の誕生日祝いとして書いたフルート独奏曲「エア」。↓

ニコレは、様々な作曲家から曲を献呈されています。
まとめ
今回は1月22日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、1月22日は「カレーの日」。
これは、1982年に学校給食創立35周年を記念して制定されました。
そういえば、カレーは学校の給食で必ず出ていましたよね。
カレーの日に給食当番だった時、給食着をカレー色に汚してしまったことを思い出します。
今日の夕食はカレーを食べながら、スパイスで体がカッと燃えるようなクラシック曲を聴いてみましょう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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