10月24日は、1年365日のうちの296日目。
秋のイメージの1つであるススキが本格化する時期ですね。
初秋の頃は穂が銀色に輝き、秋が深まるにつれて淡い金色の草原へと変わっていく様子は、一面ススキ絨毯のような秋真っ盛りの光景になりますね。
秋が深まっていくとともに、あなたのクラシックイメージも秋支度しましょう。
今回は10月24日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
10月24日、今日は何の日?
では、10月24日に起こった出来事を見ていきましょう。
アルノルト・ロゼの誕生日
10月24日は、ルーマニア出身のバイオリニストであるアルノルト・ヨーゼフ・ロゼの誕生日です(1863年10月24日~1946月8月25日)。
彼は、ウィーン国立歌劇場管弦楽団やウィーンフィルハーモニー管弦楽団、バイロイト祝祭劇場管弦楽団などのコンサートマスターを務めました。
中でも、ウィーンフィルのコンサートマスターは57年も務め続けました。
また、ロゼ四重奏団を主宰し室内楽活動も活発に行いました。
こちらは、ロゼが演奏する、J.Sバッハ作曲の無伴奏バイオリンソナタ第1番よりAdajoです。↓
ロゼの奥さんは、グスタフ・マーラーの妹でした。
ピエール・サンカンの誕生日
10月24日は、フランスのピアニスト、作曲家、指揮者である、ピエール・サンカンの誕生日(1916年10月24日~2008年10月20日)。
作曲家としては、オペラ、バレエ、室内楽、ピアノ曲など、幅広いジャンルの作品を残し、1943年にはカンタータ「イカロスの伝説」でローマ大賞を受賞しました。
またリサイタルなどを積極的に開いてピアニストとしても活躍し、自分が作曲した作品を自ら演奏することも多かったようです。
こちらは、サンカン作曲のフルートのためのソナチネです。↓
サンカンはパリ国立高等音楽院で教鞭をとり、多くの優れた音楽家を育てた教育者でもありました。
「天女の日」
10月24日は「天女の日」。
これは、「てん(10)にょ(24)」の語呂合わせから、天女伝説のある全国各地の自治体で構成される「天女サミット共同宣言市町」によって制定されました。
天女といえば、、橋本國彦が作曲した管弦楽のためのバレエ音楽「天女と漁夫」という曲があります。
これは、羽衣伝説に基づく台本のバレエで、1932年10月13日に日比谷公会堂で初演されました。
バレエ公演ののちに、交響組曲として改めて作られました。
こちらは、交響組曲「天女と漁夫」です。↓
とても日本的な響きの音楽ですね。
まとめ
今回は、10月24日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、10月24日は「文鳥の日」。
これは、「て(10)に(2)し(4)あわせ」という語呂合わせから、文鳥の魅力を多くの人に知ってもらうために制定されたそうです。
文鳥とクラシック曲。
文鳥のかわいいさえずりを聴きながらクラシックを楽しむのも、けっこういいかもしれません。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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