11月9日は、1年365日のうちの312日目。
11月は1年を通して最も夕暮れが美しい時期、と感じる方が多いのだそうです。
秋が深まるにつれて日が暮れるのが早くなり、夕暮れの時間が長くなりますね。
夕暮れをじっくりと楽しめるのも今の時期ならでは。
日々の忙しさを忘れてきれいな夕暮れを眺めながら、あなたの好きなクラシック曲を聴いてみましょう。
今回は11月9日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
11月9日、今日は何の日?
では、11月9日に起こった出来事をご紹介します。
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番の初演日
1881年の11月9日、ブラームス作曲のピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83が、ブラームス本人の独奏、アレクサンダー・エルケルの指揮によりブダペストで初演されました。
初演は大成功で、お客さんの評判もよかったそう。
ちなみに、この曲は、ブラームスの師匠であるドイツのピアニスト・作曲家エドゥアルト・マルクスゼンに献呈されているそうです。
全4楽章構成になっていて、ピアノ独奏がとても難しいことでも知られています。
こちらは、ブラームスのピアノ協奏曲第2番です。↓
この曲は、私のお気に入りの1曲です。
イヴァン・モラヴェッツの誕生日
イヴァン・モラヴェッツ(1930年11月9日~2015年7月27日)は、チェコのピアニストです。
彼はプラハ音楽院を卒業後、数々のコンクールで優勝して演奏活動をスタートし、アメリカのコニサー・ソサイティと契約して多くの録音を残しています。
また、晩年は教育者としてプラハ音楽芸術アカデミーで後進の指導も行いました。
こちらの演奏は、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番3楽章の一部です。↓
モラヴェッツは、モーツァルトやベートーヴェン等の古典から、チェコの作曲家まで、幅広いレパートリーを演奏するピアニストでした。
まとめ
今回は、11月9日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、11月9日は「119番の日」。
これは消防庁が1987年に制定したもので、火災などの緊急時にかける電話番号「119」にちなんで、防火・防災意識を高める日となっています。
空気が乾燥してきて火事が起こりやすくなり始める時期ですし、防災意識をしっかりもって音楽ライフを楽しみましょう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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