5月4日は、1年365日のうちの124日目。
日本のゴールデンウィークもそろそろ終わりに近づいてきて、もうすぐ仕事や学校が始まるな~と気が重くなりがちな頃でしょうか。
そんな時は、音楽の豆知識を頭に入れてリフレッシュしてみましょう。
今回は5月4日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
5月4日、今日は何の日?
では5月4日の出来事を見ていきましょう。
ニコライ・アンドレーヴィチ・マルコの誕生日
5月4日は、ソビエト連邦ウクライナ出身の指揮者ニコライ・アンドレーヴィチ・マルコの誕生日。(1883年5月4日~1961年6月23日)
最初は音楽評論家やピアニストとして後に指揮者として活動し、音楽院にて教育にも携わりました。
ショスタコーヴィチの交響曲第2番「十月革命に捧ぐ」とニコライ・ミャスコフスキーの交響曲第5番の初演を行い、この2曲は作曲者よりマルコへ献呈されました。
3年に1回くらいの頻度で「マルコ国際指揮者コンクール」が開催されています 。
1959年に来日をしました。
こちらは、ボロディンの交響曲第2番を演奏するマルコの音源です。
東ヨーロッパの国の音楽は、独特な「濃さ」がありますね。
レオ・シロタの誕生日
5月4日はウクライナ出身のピアニスト、レオ・シロタの誕生日。(1885年5月4日~1965年2月25日)
キエフやペテルブルグの音楽院で学んだ後、ウィーンに留学してブゾーニに師事しました。
日本では十数年ピアノ指導を行います。
ベヒシュタインやスタインウェイのピアノが世間の流行になりつつも、日本のヤマハピアノの良さを認める音楽家でもありました。
こちらの演奏はショパンのスケルツォを演奏するレオ・シロタです。
日本のヤマハピアノを認めてくれたり、日本に長く住んでいた音楽家なので、私たち日本人にとって身近に感じられる音楽家の1人ですね。
まとめ
今回は、5月4日の今日は何の日?をご紹介しました。
ご紹介した2名は共に東ヨーロッパ出身の音楽家。
クラシック音楽は古い時代のは西ヨーロッパ側の音楽家の活躍が目立ちますが、比較的新しい時代には偉大な東ヨーロッパの音楽家も数多く出ています。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。