5月27日は、1年365日のうちの147日目。
暦の上では初夏真っ盛り。
真夏並みに暑い日や肌寒い日などが入り交じる時期です。
今回は5月27日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
5月27日、今日は何の日?
では5月27日の出来事を見ていきましょう。
マーラー作曲の交響曲第6番の初演日
1906年の5月27日、マーラー作曲の交響曲第6番がドイツの都市エッセンで、マーラーの指揮により初演されました。
1903年の夏の休暇中この曲を作曲し始めて1904年の9月9日に書き上げ、その後1905年5月1日にオーケストレーションを終えて完成させました。
めずらしい打楽器が編成に含まれるのもこの曲の特徴で、カウベルや低音の鐘、ハンマーなどが使われます。
また、この曲は「悲劇的(Tragische)」という副題で呼ばれることもあり、これはウィーンでの初演時に付けられましたが、マーラーが付けたものかどうかは不明だそう。
こちらの演奏は、マーラーの交響曲第6番の全曲です。
編成も大きくて、壮大さが感じられますね。
パガニーニの命日
1840年の5月27日、バイオリニスト、作曲家であるニコロ・パガニーニが亡くなりました。( 1782年10月27日~1840年5月27日)
バイオリンのあまりの上手さに、「彼の演奏技術は、悪魔に魂を売り渡して手に入れたものだ」と言われたほどでした。
作曲家としてはバイオリン曲を多く残し、その他ギター曲なども書いています。
こちらの演奏は、パガニーニ作曲のバイオリン協奏曲第2番「ラ・カンパネラ」です。
3楽章の「鐘のロンド」がとても有名です。
まとめ
今回は、5月27日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、5月27日は百人一首の日。
1235年の5月27日に、藤原定家によって小倉百人一首が完成されたことからこの記念日が出来ました。
小倉百人一首の歌曲があるようですので、機会があれば聴いてみると面白いと思います。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。