6月7日は、1年365日のうちの158日目。
雨の日や曇りの日が増えて、イマイチすっきりしない天候が続くことが多くなるこの時期。
そんな時はクラシック雑学でも読んで、気分だけでもさわやかにすごしたいものですね。
今回は6月7日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月7日、今日は何の日?
では6月7日の出来事を見ていきましょう。
ルイジ・マウリツィオ・テデスキの誕生日
6月7日は、イタリアのハープ奏者、作曲家であるルイジ・マウリツィオ・テデスキの誕生日(1867年6月7日~1944年)。
作曲家・演奏家としてだけでなく、音楽高校や音楽院の教師としても活動しました。
テデスキの音楽は、ロマン派音楽と後期ロマン派音楽の影響を受けており、旋律的で美しい作品が多いのが特徴。
器楽作品のほか、オペラや歌曲なども作曲しました。
こちらの曲は、テデスキ作曲の「チェロ(またはバイオリン)とハープのためのエレジー」です。
エレジーとは「悲しい歌」といった意味です。曲全体に悲しみと美しさがあふれていますね。
ジョージ・セルの誕生日
引用元:https://00m.in/Ommgj
6月7は、ハンガリー出身の指揮者、ピアニストであるジョージ・セルの誕生日です。(1897年6月7日~1970年7月30日)
3歳からピアノ・指揮・作曲を学び16歳で指揮者デビュー。
オーケストラリハーサルが厳しいことで知られていて、1946年クリーヴランド管弦楽団の指揮者に就任してからは同楽団を厳しく鍛え、世界の一流オケに育てました。
彼は、ハイドン、モーツァルトの、ベートーベンなど古典派の作品を得意としています。
こちらの動画は、セルとクリーブランド管弦楽団が、ベートーベンの交響曲第5番の1楽章のリハーサルしているものです。
そしてこちらの演奏は、セルが指揮するモーツァルトの交響曲第40番です。
古典派の正統的な演奏、といった感じでしょうか。
まとめ
今回は6月7日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、6月7日は画家であるポール・ゴーギャンの誕生日。(1848年6月7日 ~1903年5月8日)
彼はフランスのポスト印象派の画家ですが、音楽に深い関心を持っていました。
自分でピアノを演奏し、歌の作曲なども行っていたようです。
音楽家と画家は同じ芸術集団に属したり友人関係であったりなど、何かと繋がりがある事も多いですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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