6月27日は、1年365日のうちの178日目。
毎年6月21日前後が夏至なので、今は昼の時間が1番長い頃なんですよね。
日が長いってやっぱり楽しいです。
やりたいことをやる時間が長く取れるような、より充実している感じがします。
ヘッドホンやイヤホンなしで、音楽を楽しめる時間を長く取れる気もしますし。
今回は6月27日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月27日、今日は何の日?
では6月27日の出来事をご紹介しますね。
コンラーディの誕生日
アウグスト・コンラーディ(August Conradi 1821年6月27日~1873年5月26日)は、ドイツのオルガニスト、作曲家です。
彼はベルリン芸術アカデミーで和声学と作曲を学び、1843年にはベルリンの教会オルガニストとなり、初の交響曲や管弦楽曲「ツィゴイネル・ポルカ」を作曲しました。
こちらは、序曲「ベルリンはいかにして泣き、いかにして笑うか(Wie Es Weint Und Lacht Berlin)」です。↓
こちらは、コンラーディの管弦楽曲「ツィゴイネル・ポルカ」を、フランツ・リストによってピアノ用に編曲されたものです。↓

コンラーディは、オペラやバレエ、室内楽曲なども書きました。
アレクサンダー・リッターの誕生日
アレクサンダー・リッター(Alexander Ritter, 1833年6月27日~1896年4月12日)は、ロシア生まれでドイツ人のバイオリニスト、指揮者、作曲家です。
幼少期にドレスデンへ移り、ワーグナーのオペラを聴いて強い影響を受けました。
ライプツィヒでバイオリンを学び、ヴァイマル宮廷管弦楽団に所属、後にミュンヘンへ移り、 リヒャルト・シュトラウスにとって大きな影響を与える人物となります。
作曲家としては、ワーグナーやリストの作風を受け継ぎ、新ドイツ楽派の流れを汲んだドラマティックなオペラ、室内楽、交響詩などを作曲しました。
また、リストやワーグナーなどの曲の編曲も行いました。
こちらは、ワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」より「イゾルデの愛の死」を、リッターがバイオリンとピアノに編曲した作品です。↓

彼の作品が演奏される機会は少ないですが、新ドイツ楽派の音楽において重要な存在になっています。
まとめ
今回は、6月27日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、6月27日は「ヘレン・ケラーの誕生日」です。
ヘレン・ケラーといえば、アメリカの社会福祉事業家。
幼い頃病気により視力と聴力を失って、その後サリバン先生と出会って努力の末ハーバート大へ入学したという努力の人ですね。
また、ヘレン・ケラーといえば、「ヘレン・ケラー記念音楽コンクール」があります。
これは音楽家を目指す盲学生ためのコンクールで、ピアニストの辻井伸行さんは7歳の時にこのコンクールで第1位になっています。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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