6月20日は、1年365日のうちの171日目。
ジューンブライドという言葉がありますね。
「6月に結婚すると幸せになれる」という、古くからヨーロッパで信じられている言い伝えで、6月に結婚する花嫁は一生幸せな結婚生活を送れるとされています。
日本だと梅雨に被る時期ですが、こういうステキな言い伝えがあると、ザーザー降りでも何だかわくわくしてきます。
今回は6月20日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月20日、今日は何の日?
では6月20日の出来事を見ていきましょう。
ジャック・オッフェンバックの誕生日
6月20日はドイツ生まれでフランスで活躍した作曲家、チェリストであるジャック・オッフェンバックの誕生日です。(1819年6月23日~1880年10月5日)
彼はオペレッタの原型を作り、パリの劇場「ブフ・パリジャン座」を設立して多数のオペレッタを上演しました。
代表曲はオペレッタ「天国と地獄」ですが、バレエ音楽やチェロ曲その他も作っています。
こちらの演奏はオペレッタ「天国と地獄」の序曲です。↓
こちらは、「天国と地獄」に合わせて踊るフレンチカンカンのご紹介です。
ちなみに、フレンチカンカンとは19世紀半ばにパリで労働者階級を中心に流行したダンスで、速いテンポの音楽に合わせて、女性ダンサーが長いスカートをヒラヒラしながら脚を高く上げるものです。↓
オペレッタ「天国と地獄」は、正しくは「地獄のオルフェウス」と言い、日本では初演時の邦題「天国と地獄」が知られています。
黒柳 守綱の誕生日
6月20日は日本のバイオリニストである黒柳 守綱(くろやなぎもりつな)さんの誕生日です。(1908年6月20日 ~1983年4月30日)
この方はタレント黒柳徹子さんのお父様です。
東京音楽学校(現・東京芸術大学)卒業後、新交響楽団(現・NHK交響楽団)等のコンサートマスターを務め、長年にわたり日本のオーケストラ界の発展に貢献しました。
また、多くの才能を育てた音楽教育者としても知られています。
こちらの演奏は1954年に公開された映画「ゴジラ」の第1作目のテーマ音楽で、黒柳守綱さんが演奏に参加しています。↓
この曲の作曲者は日本人の伊福部昭さんですし、演奏には黒柳さんも加わっていますし、ゴジラのテーマは当時の著名な音楽家たちが関わっている音楽なんですね。
まとめ
今回は、6月20日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、6月20日は「ペパーミント日」。
これは、ハッカが特産品である北海道北見市まちづくり研究会が、1987年に制定した記念日です。
「6月」は、この月の北海道のさわやかさがハッカそのものであること、「20日」は「はっか(20日)」の語呂合わせから、この日がペパーミントの日となったそう。
ジューンブライドとペパーミントの幸せ&さわやかパワーで、梅雨なんてどっかにいってしまいそうですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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