6月18日は、1年365日のうちの169日目。
曇りがちな日も増えてくる時期ですが、こういう時はあなたの好きな音楽を聴いて心だけでも晴れやかに過ごしたいですね。
今回は6月18日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月18日、今日は何の日?
では、6月18日の出来事を見ていきます。
アントニオ・リテレスの誕生日
6月18日は、スペイン出身の作曲家アントニオ・リテレスの誕生日です。(1673年6月18日~1747年1月18日)
彼はスペインとポルトガルで活躍した、後期バロックの宮廷作曲家です。
当時は高名でしたが、長い間忘れられた存在となっていました。
しかし20世紀になって再評価され、現在ではスペイン後期バロック音楽の重要な作曲家として認められています。
彼の作品で知られているのは歌劇「四大元素」。
これは、古代ギリシャの哲学者エンペドクレスの自然哲学に基づいて、宇宙を構成する4つの基本要素である土、水、空気、火を擬人化して物語が展開される、というもの。
こちらは歌劇「四大元素」の一部です。↓
元素が作品のテーマというのは何だかちょっと不思議な感じがしますが、美しい音楽ですね。
エドゥアルド・トゥビンの誕生日
引用元:https://00m.in/LJtfH
6月18日はエストニア出身の作曲家、指揮者であるエドゥアルド・トゥビンの誕生日です。( 1905年6月18日~1982年11月17日)
1944年にエストニアがソ連に占領されるのを逃れてスウェーデンに亡命し、亡くなるまでスウェデーンで活動を続けました。
彼の作品は力強くドラマティックな作風で、11曲の交響曲をはじめ、オペラ、バレエ、協奏曲、室内楽など幅広い作品を残しました。
こちらの演奏は、トゥビン作曲の交響曲第5番です。↓
こちらは、バレエ「クラット」の1部です。↓
バレエ音楽「クラット」はトゥビンの出世作となった作品です。
まとめ
今回は、6月18日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、6月18日は「考古学出発の日」。
1877年の6月18日、大森貝塚を発見、発掘したアメリカの動物学者エドワード・S・モースが来日したことを記念 して制定されました。
考古学といえばロマンを感じますね。
クラシック音楽の発祥とされる中世ヨーロッパのルネサンス期(14世紀頃)のころまでさかのぼって思いを寄せると、ロマンを感じます。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。