7月11日は、1年365日のうちの192日目。
梅雨明け目前とはいえ、強い日差しが照りつける日が増えてきましたね。
そろそろあなたのクラシック音楽感も、本格的な夏支度を始めましょう。
今回は7月11日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
7月11日、今日は何の日?
では、7月11日の出来事を見ていきます。
カルロス・ゴメスの誕生日
アントーニョ・カルロス・ゴメス(Antônio Carlos Gomes, 1836年7月11日~1896年9月16日)は、19世紀ブラジル出身のオペラ作曲家です。
彼はリオデジャネイロ音楽院で学んだ後イタリアの音楽院へ留学し、オペラや歌曲、合唱曲、ピアノ曲などを書きました。
彼の代表作は、ブラジルの民族的要素とロマンティックなヨーロッパのスタイルを融合させたオペラ「グワラニー族(il Guarany)」。
こちらは、オペラ「グワラニー族(il Guarany)」の序曲です。↓

ゴメスはヴェルディと同時代に活躍し、イタリアオペラの黄金期にヨーロッパ以外の出身作曲家として成功した数少ない音楽家の1人です。
チェリビダッケの誕生日
セルジュ・チェリビダッケ(Sergiu Celibidache 1912年7月11日~1996年8月14日)は、ルーマニアで生まれてドイツで活動した指揮者、作曲家です。
チェリビダッケは、幼いころからピアノを始め、ベルリンで音楽と哲学等を学びます。
彼は、楽譜に書かれた音だけでなく、実際に演奏される瞬間に生まれる「音の響き」こそが大切だと考え、徹底したリハーサルと独自のテンポで作品を追求する音楽家でした。
こちらは、チェリビダッケが指揮する、ドヴォルザーク作曲の交響曲第9番「新世界」です。↓

生前は、コンサート会場でしか味わえない音楽の感動を大切にして商業録音を嫌い、彼の演奏は「幻の演奏」とされてきましたが、亡くなった後にライブ録音が公開され、彼の音楽を聴けるようになりました。
まとめ
今回は、7月11日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、7月11日は「ラーメンの日」。
これは、「7」をレンゲ、「11」をお箸に見立てたことと、ラーメンを最初に食べた人物とされる水戸黄門の誕生日がこの日であることにちなんで制定されたそうです。
私はラーメンが大好き。
九州出身なので特に豚骨ラーメンが好きですが、おいしければどんなラーメンでも好きです。
今日はラーメンをズルズルすすりながら、クラシック音楽を楽しむ日にしましょう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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