12月5日は、1年365日のうちの339日目。
私はコーヒーが好きなのですが、寒くなって来るとやっぱりホットコーヒー。
暑い時期はアイスコーヒーばっかりですが、こういう時期になると身も心も温まりそうなホットコーヒーを飲みながら、YouTubeや映画を見たり読書したりしますね。
それも、ブラックコーヒーではなく、カプチーノとかウィンナーコーヒー、ラテ系などミルク類が入ったものを飲みます。
ブラックは基本飲めないんですよね。
寒い時期は、ぜひあなたのお好みのコーヒーをお供に、音楽鑑賞をしてみてはいかがでしょうか。
今回は12月5日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
12月5日、今日は何の日?
では12月5日が何の日なのか、起こった出来事を見ていきます。
フランチェスコ・ジェミニアーニの誕生日
フランチェスコ・ジェミニアーニ(Francesco Geminiani, 1687年12月5日~1762年9月17日)は、イタリアのバロック音楽の作曲家、バイオリニスト、音楽理論家として活躍した人物です。
ジェミニアーニはスカルラッティやコレッリに師事して音楽の基礎を学び、ナポリの宮廷楽団のコンサートマスターを務めるなど、若い頃から活躍しました。
また、ロンドンに招かれヘンデルとも共演するなど、イタリア国外へも活動の場を広げました。
こちらは、ジュミニアーニ作曲の「合奏協奏曲Op.3」です。↓
ジュミニアーニは、合奏協奏曲やバイオリン曲などを多く作曲しました。
ウワディスワフ・シュピルマンの誕生日
ウワディスワフ・シュピルマン(Władysław Szpilman、1911年12月5日~2000年7月6日)は、ポーランドのピアニスト、作曲家です。
彼はユダヤ系ポーランド人で、ホロコーストを生き抜いた証言者としても知られています。
※ホロコーストとは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツがユダヤ人に対して行った差別や迫害です。
シュピルマンはワルシャワ音楽院で学び、ラジオ放送で演奏するなどポーランド国内で活躍していましたが、第二次世界大戦が始まると彼はユダヤ人であったため、ナチス・ドイツの迫害を受け、恐怖の日々を送ります。
終戦後は、再びピアニストとしての活動を再開しました。
のちに、シュピルマンは戦時中の体験をまとめた「ある都市の死」を出版し、これが2002年に公開された映画「戦場のピアニスト」の原作となりました。
こちらは、シュピルマンが演奏するショパンのノクターン第20番です。↓
映画「戦場のピアニスト」はアカデミー賞も受賞した名作です。この映画を通じて、シュピルマンの物語は世界中に広がり、多くの人々に感動を与えました。
まとめ
今回は12月5日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、12月5日は「国際ボランティア・デーの日」。
これは、ボランティア活動の重要性を広く知ってもらうことを目的として作られた記念日だそうです。
ボランティアとは、金銭的な報酬を求めず、奉仕の精神で社会のために貢献する活動のことです。
音楽活動でも、チャリティコンサートなどが行われたりしますね。
チャリティとボランティアだと少し意味合いが違いますが、どちらも社会貢献活動という面では同じです。
音楽の演奏で人や社会を救ったり慰めたりで出来れば、演奏者としても幸せですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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