12月24日は、1年365日のうちの358日目。
今日はクリスマスイブ。
とうとうクリスマスの前日がやってきましたね。
今夜はクリスマス前夜祭。
なんとなくクリスマス当日より、前日のクリスマスイブの方が気分的に盛り上がる気がするんですが、どうでしょう。
今回は12月24日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
12月24日、今日は何の日?
では12月24日が何の日なのかご紹介しますね。
オペラ「アイーダ」の初演日
1871年の12月24日、ヴェルディ作曲のオペラ「アイーダ」がエジプトのカイロ劇場にて初演されました。
これは、古代エジプトを舞台に敵国同士の愛と悲劇を描いた作品で、世界中で最も人気のあるオペラの1つであり、現在も頻繁に上演されます。
このオペラの見どころは3つ。
- 凱旋の場面や神殿の場面など、大規模な合唱やオーケストラを伴う壮大なシーン。
- 観客の心を深く揺さぶるような、敵国同士の男女の悲恋の物語。
- エジプトを舞台にした壮大な舞台装置や衣装。
全4幕で2時間20分ほどのオペラです。
こちらは、オペラ「アイーダ」のダイジェスト動画です。↓
こちらは、有名な「凱旋行進曲」が演奏される第2幕第2場のシーン。↓
「凱旋行進曲」で使われるトランペットは、「アイーダ・トランペット」というこの曲のために作られた特殊なものです。
ペーター・コリネリウスの誕生日
カール・アウグスト・ペーター・コルネリウス(Carl August Peter Cornelius, 1824年12月24日~1874年10月26日 )は、ドイツの作曲家です。
幼い頃からバイオリンなどを演奏し音楽に親しんでいたようですが、作曲を本格的に学んだのは17歳になってからでした。
20歳から28歳までベルリンで生活し、その間にやグリム兄弟やメンデルスゾーンなど、その土地の文化人や芸術家と交流を持ったようです。
彼の作品はあまり多くはありませんが、歌曲や合唱曲、ピアノ曲などを作曲しました。
こちらはコリネリウスの合唱曲「悲しみの御母は立ちませり(Stabat mater dolorosa)」。↓
コリネリウスは、詩人、音楽評論家としても活動しました。
まとめ
今回は12月24日の今日は何の日?をご紹介しました。
最初にも言いましたが、今日は「クリスマスイブ」。
イエス・キリストの降誕を祝うクリスマス(12月25日)の前夜祭ですね。
キリスト教徒にとって、クリスマスイブは家族や友人と集まってクリスマスをお祝いする大切な日です。
日本では恋人同士で過ごす日というイメージもありますね。
レストランやホテルでは、クリスマスイブに特別なディナーやイベントを用意しているところもありますし、街中ではイルミネーションが灯されます。
クリスマスの曲が聴きたい方は、こちらの記事で紹介していますのでどうぞ。↓
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
音楽配信サービスでいつもあなたの身近に音楽を。(Amazon Music Unlimited)