8月6日は、1年365日のうちの218日目。
倒れそうになるほど暑い日が続きますが、この季節でしか味わえない気候だと思うと、この暑さもイヤじゃなくなってくるような気がしてきます。
夏だからこその楽しみ方で、この時期を乗り切りましょう。
今回は8月6日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
8月6日、今日は何の日?
では、8月6日が何の日なのか見ていきましょう。
ソロモンの誕生日
8月6日は、イギリスのピアニストであるソロモン・カットナーの誕生日です(1902年8月6日~1988年2月2日)。
5歳でクララ・シューマンの弟子であるマチルダ・ヴェルンに師事し、10歳で演奏家としての活動をスタートします。
ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームス、ショパン、シューマン、リストなど古典からロマン派にまで渡っていますが、中でもベートーベンを最も得意としました。
しかし1956年に脳梗塞を発症し、それ以降は演奏家としてのキャリアを断念しました。
こちらは、ソロモンが演奏するベートーベンのピアノソナタ第23番「熱情」より第1楽章です。
ソロモンの録音は多く残っていますので、現在でも彼の演奏を楽しむことが出来ます。
グレゴール・ピアティゴルスキーの命日
8月6日は、ウクライナ生まれのチェロ奏者グレゴール・ピアティゴルスキーが亡くなった日です(1903年4月17日~1976年8月6日)。
20世紀を代表するチェロの巨匠の1人として知られています。
幼いころから音楽教育を受け、モスクワ音楽院その他で学び、オーケストラのチェリスト、またはソリスト、その他音楽院で教鞭をとるなど多方面で活躍しました。
こちらの演奏は、おそらくシューベルトの「イントロダクション、序奏と変奏」という曲をピアティゴルスキーがアレンジし、彼が演奏しているものです。
彼は後にアメリカ市民権を得て、アメリカで活躍しました。
まとめ
今回は、8月6日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、8月6日は「広島平和記念日」。
これは広島市が定めた記念日で、1945年8月6日に広島市に投下された原子爆弾の犠牲者を魂を慰め、世界平和を祈る日です。
昭和時代、悲しい戦争がありました。
音楽で心を落ち着けて、戦争で亡くなった方々を悼む日にしたいものです。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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