7月16日は、1年365日のうちの197日目。
梅雨も明けた頃で、夏本番がやってきた時期ですね。
真っ青な空と入道雲。
これから始まる真夏を思う存分楽しみましょう。
今回は7月16日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
7月16日、今日は何の日?
では、7月16日の出来事をご紹介していきます。
寝台特急「カシオペア」運行開始日
1999年の7月16日、寝台特急「カシオペア」が運行を開始しました。
寝台特急「カシオペア」は、1999年から2016年まで上野〜札幌間を走っていた豪華寝台列車で、知っている方も多いですよね。
日本初の全室A寝台個室、全車両2階建て、展望室付きラウンジカーや食堂車を備えた当時の最上級夜行列車で、チケットが売り切れになることも度々ありました。
では、「カシオペア」にちなんで、武満徹作曲の《打楽器ソロとオーケストラのための「カシオペア」》をご紹介します。↓

私も一度カシオペアに乗りたかったな~。
オペラ「後宮からの誘拐」の初演日
※Geminiが作成したイメージ画像です。
1782年の7月16日、モーツァルト作曲のオペラ「後宮からの誘拐」がウィーンのブルグ劇場で初演されました。
日本では「後宮からの逃走」と呼ばれたりもします。
「後宮からの誘拐」は、ジングシュピール(歌芝居)という形式のオペラです。
ストーリーは、スペイン貴族のベルモンテが、オスマン帝国の太守セリムの宮殿(後宮)に捕らえられた恋人のコンスタンツェを救出に向かうというもの。
こちらは、オペラ「後宮からの誘拐」の序曲です。↓
こちらは、このオペラのオスミンという登場人物が歌うアリア「「O, wie will ich triumphieren」(おお、いかにわれ勝ち誇らん)」です。↓

このオペラの魅力は、モーツァルトらしい美しいアリアやアンサンブル、コミカルな登場人物たちのやり取りなどです。
まとめ
今回は、7月16日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、7月16日は「虹の日」。
これは、「なな(7)いろ(16)」の語呂合わせに加えて、梅雨が明けて空に虹がかかることが多くなる時期であることに由来してるそうです。
また、「人と人、そして人と自然、さらに世代を超えた繋がりが七色の虹のように美しく結びつくように」という願いも込められています。
「虹」もいい言葉だし、込められている意味もステキ。
今日は、青空にかかった虹のように、さわやかな気持ちで人や自然への感謝の気持ちを持って過ごしてみましょう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。