6月8日は、1年365日のうちの159日目。
この日は 「芒種(ぼうしゅ)」といって、稲や麦の種をまいたり苗を植えたりする頃です。
梅雨に差し掛かる時期ですが、植物の誕生の手助けする尊い作業を行う時でもあるんですね。
今回は6月8日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
6月8日、今日は何の日?
では6月8日の出来事を見ていきましょう。
ロベルト・シューマンの誕生日
6月8日は、ドイツの作曲家ロベルト・アレクサンダー・シューマンの誕生日です。(1810年6月8日~1856年7月29日)
ドイツロマン派を代表する作曲家の1人であるシューマンは、作曲家としてだけでなく音楽評論家としても活動していました。
彼の曲はピアノや歌の作品について特に評価が高いですが、交響曲や室内楽や協奏曲も残しています。
その他、彼は1834年に現在も刊行中である「新音楽時報」という音楽雑誌を発行し、これはドイツで最も権威ある音楽雑誌となりました。
こちらの演奏はシューマン作曲のピアノ曲「謝肉祭」です。
こちらは交響曲第1番「春」です。
シューマンと言うと、「クララ、ブラームス、指の故障、精神疾患」というイメージですが、私は彼の作品が大好きです。
カンタータ「カルミナ・ブラーナ」の初演日
1937年の6月8日、カール・オルフ作曲のカンタータ「カルミナ・ブラーナ」がフランクフルト歌劇場で初演されました。
カルミナ・ブラーナとはドイツのベネディクト会ボイエルン修道院で発見された詩歌集で、それをもとにオルフが作曲しました。
この曲は、ソプラノ・テノール・バルトンの独唱、混声・児童合唱団、大編成のオーケストラ、という大規模な曲。
こちらは「カルミナ・ブラーナ」の演奏です。↓
このカンタータ「カルミナ・ブラーナ」は、20世紀を代表するカンタータの1つです。
6月8日の誕生花「ジャスミン」
6月8日の誕生花の1つであるジャスミン。
ジャスミンの香りは、香水やお茶などに使われていますね。
ジャスミンの歴史はとても古く、古代エジプトの頃から栽培されていたそうです。
ということで、タイトルにジャスミンと付いたクラシック曲のご紹介します。
まず、R.シュトラウス作曲の歌曲「白いジャスミン」です。
次は、ドリーブの歌劇「ラクメ」より、ジャスミンとバラ【花の二重唱】です。
どちらの歌も香り高い雰囲気いっぱいですね。
まとめ
今回は、6月8日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、6月8日は「ロハスの日」。
6と8で「ロ(6)ハ(8)ス」と読む語呂合わせから、「ロハス」を広く知ってもらうことにより2016年に制定されたそうです。
ちなみに、ロハスとは健康や地球環境を大切に考えて、心豊かに暮らす生活スタイルのことを指します。
自分の好きな音楽を聴いて心豊かに過ごす。
この日を機会にロハスを意識してみるのもいいかもしれませんね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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