5月12日は、1年365日のうちの132日目。
この頃の季節の挨拶として「薫風（くんぷう）」という言葉が使われるようですが、これは「若葉繁る木々の香りをさわやかに運ぶ初夏の風」という意味だそうです。
ちょうど青々とした緑の葉っぱの香りが豊かに広がっているような時期ですよね。
今回は5月12日が何の日なのか、古い時代から新しい現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介します。
5月12日、今日は何の日？
では5月12日の出来事を見ていきましょう。
ガブリエル・フォーレの誕生日
5月12日は、フランスの作曲家ガブリエル・フォーレの誕生日。(1845年5月12日～1924年11月4日）
フランスを代表する作曲家の1人です。
代表曲は「レクイエム」、「ペレアスとメリザンド」、ピアノ組曲「ドリー」「パヴァーヌ」、歌曲「夢のあとに」バイオリンソナタ等。
ロマン派と近代音楽の架け橋と言われ、その洗練された音楽性と革新的なスタイルで、20世紀の音楽に大きな影響を与えました。
オルガニストとしての経歴も長く、オルガン曲の作曲家としても評価されています。
こちらの演奏は、フォーレ作曲の「パヴァーヌ」です。
この曲は、はじめは管弦楽曲として作られ、その後合唱が追加されました。
ジュール・マスネの誕生日
5月12日は、フランスの作曲家であるジュール・エミール・フレデリック・マスネの誕生日です。（1842年5月12日～1912年8月13日）
特にオペラ作品で知られていて、19世紀末から20世紀初頭にかけてとても人気がある作曲家でした。
オペラ「タイス」で演奏される「タイスの瞑想曲」が有名ですね。
こちらの演奏は「タイスの瞑想曲」です。
とってもきれいなメロディーですね。
まとめ
今回は、5月12日の今日は何の日？をご紹介しました。
5月の第2日曜日といえば母の日ですが、今年はちょうどその日ですね。（母の日の日程は国により違います）
シベリウス作曲の5つの小品「花の組曲」より2曲目の「カーネーション」や、J.S. バッハ／グノー作曲の「アヴェ・マリア」の曲などをお母さんにプレゼントしてあげるとよさそう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
