7月19日は、1年365日のうちの200日目。
この頃は「小暑」と言って梅雨が明けて暑さが本格化し始める時期で、暑中見舞いを出すのもこの頃なんだそうです。
最近では暑中見舞いなどのはがきを出すことも減ってきましたが、暑さの中のご挨拶として出すはがきって、なんかすてきでちょっとおしゃれな気がします。
今回は7月19日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
7月19日、今日は何の日?
では、7月19日の出来事を見ていきます。
フローレンス・フォスター・ジェンキンスの誕生日
画像生成:一部Google Gemini
フローレンス・フォスター・ジェンキンス(Florence Foster Jenkins, 1868年7月19日~1944年11月26日)は、アメリカのソプラノ歌手です。
彼女は実力はいまひとつでありながら、自分を偉大な音楽家だと信じ、その自信と情熱でニューヨークの音楽界でカルト的な人気があった歌手。
父親から莫大な遺産を受け継いだ彼女は、コンサートを定期的に開催し、豪華な衣装と独特のパフォーマンスで聴衆を魅了しました。
その後、1944年には念願のカーネギーホール公演を成功させていました。
彼女は映画や舞台でも描かれ、技術がなくても心を込めて表現することの大切さを教えてくれる人物として知られています。
こちらは、彼女のリサイタル映像です。↓

彼女のことを題材にした映画には、「マダムフローレンス!夢見るふたり」「偉大なるマルグリット」などがあります。
ルイス・ケントナーの誕生日
ルイス・ケントナー(Louis Philip Kentner, 1905年7月19日~1987年9月23日)は、ハンガリー出身のピアニストです。
ブダペストで音楽を学び、後にイギリスに移住しました。
幅広いレパートリーを持ち、特にリストやショパン、同国出身のバルトークの作品の演奏で知られています。
こちらは、リストの演奏会用練習曲の第2番「軽やかさ」を演奏するケントナーです。↓

ケントナーは、名バイオリニストである、ユーディ・メニューインとの共演でも知られています。
まとめ
今回は、7月19日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、7月19日は「二千円紙幣が発行された日」。
2000年(平成12年)7月19日に、二千円札の発行が始まりました。
でも現在は新しく発行はされておらず、 あまり世間には流通していませんね。
たまに二千円札を見ると、「おお~」とちょっと感動します。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
また明日の出来事をお楽しみに。