12月25日は、1年365日のうちの359日目。
今日はクリスマス本番。
ケーキを食べたり、イルミネーションを見に行ったり、プレゼントを交換したり、特別なディナーを食べたり、家族や恋人と楽しく過ごしたりと楽しい1日ですね。
私は毎年この日は仕事がある場合が多いので、当日にクリスマス感が十分に楽しめませんが、前もって2,3日前にクリスマスを済ませています。
今回は12月25日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
12月25日、今日は何の日?
では12月25日が何の日なのかご紹介しましょう。
ワーグナー作曲:「ジークフリート牧歌」の初演日
1870年の12月25日、ワーグナー作曲の管弦楽曲「ジークフリート牧歌」が、ワーグナーの自宅で非公開という形で初演されました。
この曲は、ワーグナーが妻コジマへ、彼女の誕生日と息子ジークフリートを生んでくれたことへのお祝いとして作曲されました。
室内オーケストラのための曲なので編成もシンプル、牧歌的で穏やかな雰囲気の美しい曲です。
こちらが「ジークフリート牧歌」です。↓
![ルミ](https://music-haniho.com/wp-content/uploads/2024/01/名称未設定のデザイン-77.jpg)
当初のタイトルは「トリエプシェンの牧歌」で、現在のタイトルは出版される時に付けられたそうです。
原 智恵子の誕生日
原 智恵子(はら ちえこ、1914年12月25日~2001年12月9日)さんは、日本人のピアニストです。
彼女は主にヨーロッパで活躍しました。
1932年にパリ音楽院を首席で卒業し、日本人として初めてプルミエ・プリ(一等賞)を獲得しました。
1937年には、第3回ショパン国際ピアノコンクールに日本人として初めて出場しています。
こちらは原智恵子さんの演奏で、曲はショパンのピアノ協奏曲第1番です。↓
![ルミ](https://music-haniho.com/wp-content/uploads/2024/01/名称未設定のデザイン-77.jpg)
彼女の夫は、チェリストのガスパール・カサドです。
ノエル・リーの誕生日
ノエル・リー(Noël Lee, 1924年12月25日~2013年7月15日 )はアメリカのピアニスト、作曲家です。
5歳でピアノと和声法を学び6歳で公開演奏を行うなど、幼い頃から音楽の才能を発揮していました。
ハーバード大学に進学し、ウォルター・ピストン、アーヴィング・ファイン、ティルマン・メリットなどから音楽を学びます。
その後フランスへ留学してさらに研鑽を積んだのち、作曲家とピアニストの両面で国際的に活躍しました。
作曲家としては、管弦楽曲、室内楽、ピアノ曲、声楽曲、映画音楽など、様々なジャンルの曲を作っています。
こちらは、リー作曲のピアノ曲「ソナチネ」です。↓
こちらはリーが演奏する、シューベルト作曲ピアノソナタ第7番変ホ長調です。↓
![ルミ](https://music-haniho.com/wp-content/uploads/2024/01/名称未設定のデザイン-77.jpg)
ノエル・リーは、大学で後進の指導も行いました。
まとめ
今回は12月25日の今日は何の日?をご紹介しました。
最初にもお伝えしましたが、12月25日はクリスマス。
イエス・キリストの降誕を記念するキリスト教のお祭りで、多くの国でお祝いされています。
本来はワーキャー騒ぐパリピのイベントじゃなくて、宗教上の行事なので厳かなものなんですよね。
たまには教会のクリスマスミサなどに参加して、いつもとは違う雰囲気を味わってみてはどうでしょう。
クリスマスらしいクラシックの曲を聴きたい方は、こちらの記事からどうぞ。↓
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
音楽配信サービスでいつもあなたの身近に音楽を。(Amazon Music Unlimited)