12月22日は、1年365日のうちの356日目。
あと2日でクリスマスイブ、3日でクリスマスですね。
今年のクリスマス計画は立てましたか?
ケーキやツリーの準備はしましたか?
仕事やその他忙しくてクリスマスどころじゃない、という方もいるでしょうが、忙しさの合間に少しでもクリスマス気分を味わいましょう。
今回は12月22日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
12月22日、今日は何の日?
では12月22日が何の日なのかご紹介しますね。
ベートーベン:「交響曲第5番」「交響曲第6番」の初演日
1808年の12月22日、ベートーベン作曲の「交響曲第5番ハ短調 作品67」と、「交響曲第6番ヘ長調 作品68『田園』」がウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で初演されました。
交響曲第5番
この曲は、クラシック音楽の中で最も有名な曲の1つでしょうね。
「運命」という名前で知られていますが、これはベートーベン自身が付けたものではないとされています。
ちなみに、初演された当時は「交響曲第6番」として演奏されました。
全4楽章構成で、演奏時間は約30分少々くらいです。
こちらは交響曲第5番の演奏です。↓
出だしの「タタターン」は誰でも知っているメロディーですね。
交響曲第6番「田園」
これも、クラシック音楽の中でかなり有名な曲で、知っている人も多い曲です。
この「田園」というタイトルは、第5番の「運命」と違ってベートーベン自身が付けたものです。
また、各楽章にもそれぞれ名前が付いています。
- 第1楽章「田舎に到着したときの愉しい気分」
- 第2楽章「小川のほとりの情景」
- 第3楽章「村人たちの楽しい集い」
- 第4楽章「雷雨、嵐」
- 第5楽章「牧歌 嵐の後の喜びの歌」
全5楽章構成で、演奏時間は45分前後ほどです。
こちらが交響曲第6番「田園」の演奏。↓
第1楽章のテーマになっている旋律はとっても有名な音楽です。
ドビュッシー作曲:「牧神の午後への前奏曲」の初演日
1894年の12月22日、ギュスターヴ・ドレ指揮によってドビュッシー作曲の管弦楽曲「牧神の午後への前奏曲」の初演が行われました。
この曲は、ドビュッシーが詩人マラルメの「牧神の午後」に感銘を受けて書いた作品。
この曲は「夏の昼下がり、好色な牧神が昼寝のまどろみの中で夢想にふける」という内容を表しています。
こちらが「牧神の午後への前奏曲」。↓
冒頭のフルートの旋律が有名ですね。冒頭だけでなく、フルートはこの曲で重要な役割を持っています。
まとめ
今回は12月22日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、12月22日は「スープの日」。
これは、冬至の日に近いこの日に、温かいスープを飲んで体を温めてもらいたいという願いが込めて、日本スープ協会により制定されたんだそうです。
色んな種類がたくさんあるスープ。
野菜中心のものや、コーンクリームとかポタージュとか、味噌汁も立派な日本のスープですね。
寒くなるこの時期、温かいスープを飲んでポカポカになりましょう。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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