11月13日は、1年365日のうちの316日目。
暦の上では、本格的な冬の到来を感じ始める頃だそうです。
日中は割と暖かくても、朝晩は割としっかりしたアウターじゃないと肌寒くなってくる時期ですね。
秋から冬への移り代わりを感じるこの季節。
あなたが聴くクラシックも、そろそろ冬に合いそうなナンバーを用意しておきましょう。
今回は11月13日が何の日なのか、古い時代から現代までクラシック音楽に関する出来事をご紹介していきます。
11月13日、今日は何の日?
では、11月13日が何の日なのか見ていきましょう。
ベルンハルト・ロンベルクの誕生日
ベルンハルト・ロンベルク(1767年11月13日~1841年8月13日)は、ドイツのチェリスト、作曲家です。
チェロ演奏の技術向上に大きく貢献し、作曲家としても多くの作品を残しました。
彼の功績には以下のようなものがあります。
- チェロの指板を長くし、より低音域の演奏を容易にした。
- 子どもでも弾きやすいように、1/2や3/4サイズのチェロ作成を提案。
- 記譜法をバス、テノール、バイオリン記号のみにしたこと(それまでは6つの音部記号を使用していたそうです)。
こちらは、ロンベルク作曲の「チェロ協奏曲第5番嬰ヘ短調Op.30」です。↓
彼は、暗譜で演奏した最初のチェリストの1人としても知られています。
ロッシーニの命日
ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ(1792年2月29日~1868年11月13日)は、19世紀初頭のイタリアを代表するオペラ作曲家です。
「セビリアの理髪師」や「ウィリアム・テル」、「チェネレントラ」など現代でもよく取り上げられるオペラを作曲しました。
その後、37歳頃にはオペラ作曲活動から引退し、人生の後半は自宅のサロンで「音楽の夜会」を開いたり、美食を楽しんだり自由な生活を送ったようです。
また、ロッシーニは、元々作曲家としてだけでなく、美食家としても知られていました。
彼が考案したと言われる「ロッシーニ風ステーキ」は、フォアグラとトリュフを贅沢に使った料理で、現在でも世界中のレストランで人気があります。
こちらはオペラ「セビリアの理髪師」より有名なアリア「私は町の何でも屋」です。↓
ロッシーニは晩年病気に悩まされ、76歳でフランスのパリにて亡くなりました。
まとめ
今回は、11月13日の今日は何の日?をご紹介しました。
音楽以外ですと、11月13日は「うるしの日」。
これは、日本の伝統工芸である漆(うるし)の良さを知ってもらうために、1985年に作られた記念日です。
日本には、うるしを塗った器「漆器」がありますね。
お味噌汁を入れるお椀として毎日のように使っている人も多いでしょう。
食器以外にも、たんす・棚などの用具を、温もりのある優しさに仕上げてくれるうるし。
日本文化の1つとして大切に守っていきたいですね。
何かしらの出来事が起こっている1年365日。
明日はいったいどんな日なのでしょう。
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